山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2024年11月 トピックス】
鳳陽会東京支部事務局
第64回日本寮歌祭が令和6年11月24日、東京・日暮里のホテルで開催されました。全国の大学同窓生が参加しました。鳳陽会東京支部は若者や現役・シニア世代が結集。伝統の鳳陽寮寮歌を熱唱しました。
◇開会式で檄(げき)
午前11時から、開会式が行われました。開会宣言や実行委員長あいさつなどの後、鳳陽会東京支部の塩塚保支部長が壇上で、声高らかに檄(げき)を発しました。
「いざや歌わんかな 熱き血潮のおもむくままに いざや歌わんかな 青春の讃歌を 我ら 寮歌の灯を高く掲げ 混迷の世に一筋の光を献ぜん」
会場から大きな拍手が沸き起こります。
そして参加者全員で乾杯。いよいよ、寮歌高唱が始まります。各大学の同窓生は母校の寮歌を次々に歌っていきます。旗を振り、歌い、踊るのです。
◇薩長同盟結成
山口高商の伝統を受け継ぐわが山口大学経済学部は後半に登場します。決められた席でしばし談笑。たまたま、会場で隣り合わせたのが鹿児島大学(旧制第七高等学校)でした。酒を酌み交わすうちに意気投合。急きょ、薩長同盟が結成されたのです。
山口大学が壇上で歌う時、鹿児島大学が応援に駆け付けます。鹿児島大学が歌うときは山口大学が応援するのです。
いよいよ本番です。
同窓生は山口高商の校章が入ったオレンジ色の法被(はっぴ)を着用して壇上に立ちます。伝統の旗を誇示しました。
寮歌高唱の前、塩塚支部長が檄を発しました。
「明治維新の策源地 長州・山口に 士魂商才の学徒あり」
檄文の節目、節目に同窓生が「ウオー」と叫びます。会場の全員が注目するなか、同窓生は肩を組みます。寮歌は肩を組んで歌ってこそ、味わいがでるのです。
明治時代から続く伝統の鳳陽寮寮歌「花なき山」
(佐々政一作歌)を1番から4番まで熱唱しました。
「花なき山の 山かげの 月も宿さぬ川の辺の
はせに立ちたる 学び舎に 起き伏す友よ いざつどへ」
寮歌を歌い切りました。達成感がこみあげてきます。会場から大きな拍手が沸き上がりました。同窓生たちは意気揚々と壇上を降りていったのです。
◇三高商の絆
日本寮歌祭には長崎大学(長崎高商)と小樽商科大学(小樽高商)が参加しました。鳳陽会東京支部は両校同窓会との交流を重ねています。会場で肩を叩き、再会を喜びました。そして寮歌高唱の際はお互いが応援し合ったのです。
次回の日本寮歌祭も三校が力を合わせ、盛り上げていくことを誓いました。
第65回日本寮歌祭は令和7年11月23日、東京・日暮里のホテルで開催されます。
同窓生の皆さん 日本寮歌祭に参加しようではありませんか。伝統の寮歌を歌い継いでいきましょう。
(鳳陽会東京支部事務局)