山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2025年7月 トピックス】
岡山支部 岡山Bさんの投稿
◆三経戦!現役の時は勿論、卒業してからもその交流が盛んである話はよく聞く。
同窓会同士の交流も最近盛んである。
OB会での対戦、またゴルフの対抗戦、交流を図りながらの講演会等々。
1905年建学の長崎と山口は、第三高商はどちらかと言うような論争が一部にはあるにせよ、これらはその交流においては枝葉末節の事のようにも感じられる。
また、大分は1921年官立旧高商8番校として建学され、100年の風雪を超え、四極会は今年、その同窓会創立から100周年としている。
2025年は三経にとってはいずれも慶事の年である。
{長崎(瓊林会:けいりんかい)、大分(四極会:しはすかい)、山口(鳳陽会)それぞれの名には謂れがある。}
私自身の社会人時代のある先輩との交流を紹介しよう。
◆博多在勤時代、大分大学経済学部出身の先輩がいらっしゃった。職場の組合で、書記長をされていて、組合活動(春闘に関する説明会)として、二人で大分に出掛けた。
日常の職場では特に特別な繋がりを感じることはなかったように記憶している。しかし、二人の同じような系譜の出身のものには、何処か底流では繋がっていたのかもしれない。
職場の先輩が学生時代通っていた秘湯があるとおっしゃって、湯布院まで足を延ばした。
そして、ある露天風呂を紹介してくれた。茅葺風の建物の中にある秘湯。
その湯に入浴し、遠景に悠々とたっている由布岳を眺めながら、熱めの湯でしっかり汗を流してから夕方職場にオルグ入りをした。
組合のオルグが終わって、その職場の皆さんと一杯、一杯やって、宿泊地の別府のビジネスホテルに戻った。部屋に戻り部屋風呂に給湯すると「黒い黒い液体」・・・・・
これは、フロントに書いていた「ビジネスホテルで温泉が楽しめる」というお触書の事だろう。
温泉の源泉から引いている、蛇口から出る黒い湯の温泉である。
同窓会も温泉の源流と同じく、その源流から脈々を沸き続ける湯、つながり。交流するのには何ら”壁”がない。
ただ自分自身の限られた職場経験では、長崎大学経済学部の先輩、後輩とはたまたま席を同じくすることがなかった。惜しむらくは、その交流がなかったことだ。
(岡山B)
