山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2025年8月 トピックス】
◆我が家には”こだま”と言う品種の西瓜、その小玉が大きくなりつつある。
それは苗を植える前の土作りから始まった。
猫の額への植付け…
西瓜の花が咲いたら、人手による授粉のお手伝い。
水遣りも過度にならない様に気を配って、やっと今日に辿り着きます。採取前になる頃には獣害に遭わぬ様、自家製の白衣(しらごろも)を纏わせて。
◆金子みすゞの「こだまでしょうか」は”こころと言う山”に対しての”こだま”であろう。
我が家の小さな玉になった“こだま“にも同様に声掛けしたい。
『こだまでしょうか』
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと
「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、
いいえ、誰でも。
手間を掛けた分、愛情を掛けた分、素直に育つ“こだま“。
この途中には小さなジョロを持って、よちよち歩き、びしょ濡れになりながら…応援してくれたチビの存在、彼の遊びの中に生があります(嘗て、みんなが歩んだ“よちよち歩き“)
(岡山B)




