山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2025年8月 トピックス】
岡山支部 岡山Bさんからの投稿
人口減少が我々に“変わる事“を求めている。
◆人口減少は様々な世界に影響を及ぼす。
スポーツの世界にもその影を残し始めている。そして、その運営には、経営の善し悪しが影響を及ぼし始めている。
「輝け 未来の扉 中国総体2025」高校総体が今、中国地区管内多県に分散して開催されている。
岡山ではソフトボールの大会が開催されている。
◆総体というと嘗ては“開催県“があったが、県単位から地区割になっている。
また、実績のある強豪校といえども、部員数を単独では集められないケースも出ている。そんな場合は近隣の学校との合同チームによるチーム編成を余儀なくされる。
◆ソフトボール小僧だった自分は、男子開会式に参加してみた。
開会式は先ず体育館の中で選手は着座して始まる。
行進はなしで、その代わりに起立してチーム紹介。
選手、チームへの応援の拍手も全体を一括して1回のみの拍手!
関係者、歓迎の挨拶は従来通りだったが、極めつけは、選手宣誓。
宣誓をするチームが合同チームに該当したので、旗手がそれぞれの校旗を掲げる。二人のキャプテンが壇上に登り、手をあげ、宣誓を前半、後半と分けての二人による宣誓!
選手宣誓をした2校のうち、1校は嘗て全国制覇をした名門。既に地域の2つの学校を統合して生徒数の確保、学校経営の維持を計ってはいる。その学校が今度は部員不足を合同チームによって、ある解を出している。
大会運営にも高校生が中心になって、企画進行されていた。(勿論、各運動組織、協会、行政、地元の協力、支援を戴きながら)
組織運営に関しての学問として、経営学があるとすると、大会運営に、チーム構成に、また勝利を勝ち取る過程において、本から学ぶ経営学でない、実体験に基づく経営学を既習しているのかも知れない。その姿が想像出来る。
◆「艱難 爾を玉とす」と古人は言う。
合同で選手宣誓をしたチームには、この厳しい環境下での全国大会出場に先ず感服し、あわよくば、是非全国制覇を願ってやまない。(高校野球界では爽やかイレブン等の事例もある)
合同チームの名は、新見高校+総社高校合同チーム
…判官贔屓はなしにしても、熱く応援したい。
偶々だが、「世界は経営で出来ている」と言う新書判の本が好評だと言う。
(岡山B)



