山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2026年1月 トピックス】
◆瑠璃光寺五重塔
大晦日には「ゆく年、くる年」で修復を終えた国宝瑠璃光寺・五重塔が放映された。
山口がNYT紙で「2024年に行くべき52か所」に選ばれた2年前には修復中で、囲いで覆われていた五重塔。
昨年秋には囲いが取れ、修復を終えた国宝が姿を現した。
この間、数度に渡り修復作業が断続的に公開され、宮大工の匠の技の結晶が披露された。
◆匠の技を海外で披露
昨年末の民放テレビの特番で、日本の職人たちが外国からの修理依頼で海外に出向き、家屋、教会、学校などからの修理の要請を職人芸で解決し、依頼した地元民から称賛されるという番組が放映された。
シリーズもので、10年目を数えるという。
日本で放映している家のリフォーム「ビフォー・アフター」の海外出張版ともいえるものだ。
日本の職人メンバーは家具職人、塗装職人、宮大工、数寄屋大工の4人。
現地の材料を用い、アイデアを出し、工夫を凝らして実にうまく組み立て、改装・補修し、修理を依頼した海外の地元の皆さんの期待を超えて問題を解決していく。
出来上がった「作品」のお披露目に際しては、地元の皆さんからの称賛の拍手が湧き起こる。
胸が詰まる瞬間。
・・・番組制作側の「やらせ」ではないのか。
いや、そうでもなさそうだ。
日本の四名の職人は連携し、専門分野を生かしながら協力して立派な「作品」を作っていく。
感動ものの番組だ。
◆日本の伝統工芸品
またつい先日、家業の江戸木目込人形作りの店を継いだ職人が紹介されていた。
280年の伝統を持つ江戸木目込人形。
粘土で作った土台に切り込みを入れ、布で覆って切り込みに布を埋め込んでいくもので、作業自体は根気が要る細かい作業だ。
江戸木目込人形は、雛人形を作っていた。
しかし少子化もあり、季節ものでもある雛人形は引き合いが少なくなっていた。
そこでこの若手職人、雛人形の代わりにインバウンドに人気の「招き猫」を木目込人形業で作ったところ、「カワイイ伝統工芸品」として内外でブレイクしているという。
この若者は元警察官だが、家業の都合で家業を継いだという。
◆海外からの引き合い
この木目込人形は海外からの注文も入っており、なんと大英博物館からも注文が来ているという。
英国といえば、昨年10月に大相撲のロンドン公演が行われた。
相撲もフランスだけではなく、ロンドンでも人気があったのだ。
大英博物館からの注文は何だったのだろうか。
横綱の招き猫だったりして。
◆地方を活性化
日本の匠の技が活きた作品や伝統工芸品は日本各地にあまたある。
また世界には、美しもの、匠の技への潜在需要は多いはずだ。
こうした日本の匠の技や伝統工芸品をインバウンドの観光客に実際見てもらい、触れてもらうことで潜在需要が顕在化する。
あるいは海外に出向き、そこで披露するのも手だ。
いいものには引き合いがある。
こうした伝統工芸品がインバウンドを契機として海外で注目され、地方創生の起爆剤になれば理想的な展開になるのだが。
また、伝統技術だけではなく、日本の医療技術も最先端を走っている。
世界の大金持ちは長寿志向が強い。
医療技術で彼らを呼び寄せるのも大いに結構じゃないか。
◆初夢・・・
瀬戸内海に浮かぶ島々での朝陽、夕陽が良く見える総合医療施設。
世界の億万長者が人生の最後を迎える、涅槃のような光景。
そこで、日本食を楽しみながら晩節を迎える。
海外からのアクセスは心配いらない。
専用ジェット機、専用ヘリを持つ彼/彼女らが専用滑走路、専用ヘリポートを作るから。
医療スタッフも一流、介護スタッフも一流。語学もAIがあれば問題ない。
一流の医療技術、看護/介護のこまやかな愛情に包まれた施設で人生最後のひとときを迎える・・・
億万長者の終焉の地としての日本。
ブームになるかもしれない。
(学23期kz)



