67期(平成31年卒) ペンネーム:Y
私は、今年の5月からベトナム(ハノイ)で働いています。
新卒で入社した会社を3年で退職し、ベトナムの企業に転職をしました。
学生時代は、国際経済を専攻しており、留学やベトナムでの長期インターンシップの経験を通して、海外(特に東南アジア)で働くことに強い憧れを持っていました。
就職活動は、海外勤務ができることに加え、社会をより良くしたいという想いから、企業経営、個人の人生の双方に影響を与えることができる人材サービス業を志望していました。
幸いにも第一志望の企業に入社することができ、素敵で尊敬のできる方々と充実した日々を過ごすことができました。しかしながら、配属された部署が希望していた営業職ではなく人事部だったことや、コロナにより海外赴任の機会が無くなったりと、順調なことばかりではありませんでした。そして、4年目になるタイミングで、様々なご縁があり、現職の会社に転職をしました。
現職も人材サービス業の会社でおり、希望であった営業職を担当しています。
夢が叶った一方で、余韻に浸る暇は全くなく、営業になったことにより常に数字に追われるようになり、ベトナム人がほとんどの職場環境で意思疎通が思うようにいかないこと、外資系ならではの成果主義の社風に戸惑い、不安を感じることも多くあります。
ただ、これまでの自分自身の選択を正解にするためにも、失敗を恐れず、挑戦と思考を繰り返し、今置かれている状況を楽しみます。
鳳陽会の皆様にも、日本、もしくはベトナムでお会いできることを楽しみにしています。その際は、今より数段、逞しく成長した姿をお見せできればと思います。