ゴルフ 何でそうなるの! ③

山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部

【8月トピックス】

◆ホールインワンか?

150ヤードのパー3。気持ちよく打てた。

しかし太陽が目に入り、ボールの行方を見失った。

どこか遠くで人の騒ぐ声が聞こえたような気がしたが、気には留めなかった。

前の組が騒いでいるようだとパートナーが知らせてくれたが、意味今ひとつ分からず、グリーンに向かう。

遠目にゴールが見えた時点で、前のパーティーが騒いでいた訳がわかった。私のショットがホールインワンになりかけたのだ。

ホールインワンをすれば、金がかかるぞ。

かつて先輩が教えてくれた。

幸運のお裾分けということで、同じラウンド仲間には感謝の品、キャディーさんへのお礼、ゴルフ仲間や知人への記念品。ゴルフ場には記念の植樹代が要る。ホールインワンを記念した飲み会も大小、何度かやるのだろう。金が出そうだ。

おっと、危ない、危ない。

ホールインワンしたら、結構な金が飛んでいく。

というわけで早速プレーの翌日、「誉れ高きX(エックス)デー」のために、ゴルファー保険に入った。

昭和の当時、入ったゴルフ保険は年間6000円。この料率のうち、ほとんどがホールインワン用に充てられているという。

つまり、ゴルフによる本人のケガ、他人へのケガの補償、またゴルフクラブの損傷より、ホールインワンの確率が断然高いということだ。

年間6000円は安い。いつカップインしても、どんと来い!だ。

しかしその後、パー3でのハラハラ・ドキドキするようなショットがパッタリ出なくなった。翌年にはゴルフ保険を掛けるのを即、止めた。

その後40年ほどゴルフ保険を掛けたためしがなく、もちろん実害もない。

◆結構身近なホールインワン

ホールインワンの確率はプロで3千分の1、アマチュアで1万分の1程度といわれている。

月イチのサラリーマンゴルファーでホールインワンに巡り合う確率は240年やって一度。

週イチに頻度をあげても50年に一度だ。

しかし、これはあくまでも計算の上での話。

身近にはホールインワンを経験した人が結構いる。

私の知人はかつてメーカーの海外支店在住時、3年間で2度ホールインワンを経験したと言っていた。

私が転任時にクラブセットを無償で譲った後輩からは、もらい受けた直後にホールインワンが出たと後日連絡があった。

また、私と一緒にプレーしたパートナーがホールインワンを出したのを間近で目撃したことが2度ある。

エージシュートは相当な実力がないと達成できないが、ホールインワンは誰にでもチャンスがある。

9月の中旬には鳳陽会のコンペがあり、初出場する。

得てして、スコアーがまとまらないゴルファーがホールインワンをとるようだ。

ということは私にもチャンスがあるのか。

ハーフでのエージシュート。これには結構自信がある。

(学23期kz) 

山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部

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