流離の岸

(1956年日活映画)

愛情に裏切られつつも、宿命に生き抜く女の姿を描いた広島出身の太田洋子の原作。

脚色、監督は新藤兼人。

千穂役の若い北原三枝の熱演に圧倒される。

千穂の級友の聖子から兄の竜吉(三國連太郎)を紹介され、彼の愛情を受け入れ、新居を構えるが、竜吉に妻子がいることを知る…。

子役の三木てるみが、可愛い。

私が小学校1年の時の映画です。

学生時代を過ごした山口市がロケ地となっており、山口県庁やザビエル聖堂をバックにした山口大学教育学部の体育館や螢で有名な後河原地区、一の坂川が出て来て懐かしい。

昭和の古い映画を好んで観ますが、山口市がロケ地の映画は殆んどありません。

萩や岩国、下関がロケ地の映画はありますが…。

キャスト

北原三枝

乙羽信子

三國連太郎

金子信雄

殿山泰司

二木てるみ

写真3枚目は現在のザビエル記念聖堂

(宇野 輝彦氏提供)

(学22期 Y・Y)

コメントを残す