明治期に官立のビジネスエリート養成機関として、東京、神戸に次いで設立された設立された山口高商、長崎高商、小樽高商。
10月中旬にこの3校が揃って顔を合わせ、意見交換を行った。
集ったのは鳳陽会、瓊林会(長崎大・経)、緑丘会(小樽商大)の同窓会幹事メンバー。
各組織の間で法人格の違いはあるものの、抱える問題意識や悩みは共通しており、同窓会運営の在り方、会の活性化、若手の取り込み、東京と地元との役割分担の在り方など、お互いの事例を紹介しながら意見を交わし、話は途切れることがなかった。
会場は池袋・サンシャイン60の57階にある緑丘会の活動拠点となっている緑丘会館。
富士山も望める開放的なスペースで、同大ではOBの交流はもとより、新入社員歓迎会、社会人・学生とOBとの交流、若い社会人の研修にも使っているという。
これまではお互いの存在を意識しながらも交流はほとんどなく、遠い存在であった3校だが、お互い東京に拠点があったからこそ都心の一角で容易に集うことができた。これぞ東京集積のメリットだ。
今回の会合を契機に、今後とも交流を保ちながら意見を交わし、徐々に他校とも交流の輪を広げていこうということになった。
(鳳陽会東京支部事務局)