山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部
【2023年4月トピックス】
角島(つのしま)。
山口県下関市豊北町沖の響灘に浮かぶ。
私たちが学生時代、聞いたこともない島だったが、美しい情景が評判という。
行ってみようではないか。
◇響灘沿岸をドライブ
下関でレンタカーを借りた。カーナビで角島を設定。妻とふたり、一路、豊北町へ向かう。響灘沿岸の道路を走る。快適なドライブだ。1時間余り走る。長い橋が見えてきた。角島大橋だ。
橋長1780メートル。平成5年に起工し、平成12年に開通したという。
駐車場に車を停める。カメラを構え、写真を撮影する。コバルトブルーの海に白い橋が映える。
さあ、橋を渡ろう。車窓の両側に海が迫る。数分で角島に上陸した。
◇角島灯台
島中央の料理店に入る。店員は、島出身の若い女性。はつらつとしている。
海鮮どんぶりを注文。海を眺めながらいただく。おいしい。
島の先端に灯台がすっくと建つ。角島灯台だ。
英国人技師、ブライトンの傑作といわれ、明治9(1876)年に完成した。
総御影石造りの洋式灯台で、国指定重要文化財。青空に映える。見事だ。
周辺は夢崎と呼ばれる。海岸沿いに小さな鳥居が見える。行ってみよう。
夢崎明神。石垣に囲まれ、なにか感じる空間だ。
海女たちが仕事を終えた後、無事に感謝して海岸の石を1個ずつ運び上げ、石垣を造ったと伝えられる。ちょっといい話ではないか。
帰りに牧崎風の公園に寄った。遊歩道が整備されている。岬から角島灯台が見える。周辺では牛の放牧が行われている。運よく、1頭の牛と遭遇した。牛は道を悠然と歩く。牛優先。私たちは道が空くのをしばらく待つ。
ゆったりとしたいい時間が流れる。
(鳳陽会東京支部 S)
角島大橋
角島灯台
夢崎明神
山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部
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記事の末尾に感想欄あり。
角島大橋、最近、山口県の観光地のイメージを代表していて、目に触れる機会が多く、一度行ってみたいと思っていました。
学生時代に豊浦郡豊北町の川棚温泉に調査のバイトで行きましたが、豊真将関と国技館の出待ちで話す機会があった時に、まさに川棚温泉が実家だと聞いて吃驚したことがあります。
近くに水産大学校がありましたが、当時は角島は全く知りませんでした。