ゴルフ 何でそうなるの! ⑫アイク

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年6月 トピックス】

ゴルフ好きの米大統領

ゴルフは米国人の国民的スポーツと言えるかも知れない。


◆ドワイト・D・アイゼンハワー

通称アイク。
第34代米国大統領(在任期間1953年~1961年)
大のゴルフ好きとして知られる。
8年の大統領在任中、800ラウンド回ったという。
1年間で100ラウンド。1年は52週なので、週2回のペースでラウンドした勘定になる。
スコアは80台後半が多く、時には70台を出したようだ。
彼は心臓病を抱えており、健康増進のため、激務でのストレス発散のためにゴルフに励んだのかもしれない。

かなりお好きだったようで、地下にゴルフ練習場を作っていたようで、オーヴァルオフィス(大統領執務室)の床はスパイクの跡で穴だらけだったという。

その甲斐あってか、スコアは80代後半。

時には70台を出したという。

◆アイゼンハワーはマスターズが行われるオーガスタ・ナショナルGC(ジョージア州)をこよなく愛した。

文末の写真は10番ティーグラウンド脇にある、いわゆる「アイゼンハワーコテージ」。

アイクは夫人とオーガスタを50回近く訪れ、このコテージを別荘として使ったという。

今ではクラブハウスとして使われている。

◆オーガスタ17番の名物 アイクの木(アイゼンハワーツリー)

オーガスタの17番(440ヤード、パー4)。

220ヤード地点左サイドに、オーガスタ名物の樹齢100年の松の木があり、フェアウェイ中央にせり出していた。

ここでパーをセーブするにはティーショットでかなりのドローボールを打つか、この巨木の上を越えるショットが要求されることになる。

アイクもこの木にずいぶんと手こずったようで、クラブの競技委員会にこの木を伐採するよう要求を出したが受け入れられなかったという。

このアイクの木は、2014年のマスターズが開催される2か月前、暴風雪で枝がほとんど落ちるほどの大きなダメージを受け、結局伐採された。

この木が伐採される前に天に召されたアイク。

このニュースを聞いた時、アイクはどんなセリフを残したのだろう。

気の利いたセリフに違いない。

(学23期kz)

オーガスタナショナルGC 10番ティーグラウンド脇のアイゼンハワーコテージ
17番 2013年当時のコースレイアウト

210ヤード地点左側にアイゼンハワーツリーがあり、フェアウェイが狭くなっている。

左手に見えるのが倒れる前、当時のアイゼンハワーツリー(アイクの木)。
テーダ松の木で、樹齢100年、高さ約20メートル。

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