毛利家の先祖と末裔 ③

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年7月 トピックス】

◆元徳公の末裔(その3)

さらに下ると・・・

最後の藩主となった毛内元徳公の長男・元昭氏(第69代、1865~1938年)は貴族院議員となった。

その元昭氏の長男、すなわち元徳公の孫・元道氏(第70代、1903~1976年)は陸軍士官学校を経て、やはり貴族院議員になっている。

時代はさらに下り・・・

元道氏の長男・元敬(もとあき)氏(1930年生まれ、元徳公の曾孫)は「サラリーマン第一号」と呼ばれ、長期信用銀行に入行し、経済企画庁にも勤務している。

元敬氏の長男・元栄(もとひで)氏(1967年生まれ)は日立金属に入っている。おもしろいことに、元道氏の4男元敦氏も日立金属に入った。

日立といえば鳳陽会の幹部を出している名門どころだ。

◆二人の大立て者

日立グループには鳳陽会が大変お世話になっている。

辿っていけば・・・「鉱山王」と呼ばれ、日立の社祖となった久原房之助氏、久原氏の義理の兄で、久原氏から事業を継承した「重工業王」とも呼ばれ、昭和の前期に「日産コンツェルン」の総帥、日産自動車を創業した鮎川義介氏、このご両人に行き当たる。

ともに山口の人物だ。

(学23期kz)

コメントを残す