「日本の炎」を再び・・・

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年11月 トピックス】

<「岡山 B」さんの投稿>

今朝の「あの人に会いたい」(NHK)はスキージャンプの笠谷幸生さん(享年80歳)。
走るより早くスキーを始めた「3歳」。

金銀銅と表彰台を独占した72年の札幌でのオリンピック。
「日の丸飛行隊」の一員。ウィスキーの里、余市近くの仁木町生まれ。

 
◆札幌の前大会では20位。

開催国で行われるオリンピック。従来年1回の強化合宿を年間100日にすると、メキメキ力をつけた。


スロープを助走する時は「野球のキャッチャーの姿」。

“踏み出す時は「猫の飛躍する姿」。

一旦踏み出すと「紙飛行機の姿」。

姿の三変化だ。


理想のジャンプを求め続けると上手くいかず下手になり、まぁ〜どうでも良いかと、ある程度開き直ると上手くいく。

行き着く境地は『無』!


◆以前は70m級(今スモールヒル)、90m(ラージヒル)と呼んでいたが、歴史は変わる。
1840年代スウェーデンのテレマーク地方で始まった競技(飛距離、飛行の姿、着地の姿の美しさで競う⇒美しさが高く評価されると“テレマークが入りました“と加点!)。


日本における個人競技でのオリンピック優勝者は笠谷、葛西、小林の三人と聞くと、その極めた存在の大きさを感じる。


先日たまたま団体優勝時のメンバー原田雅彦氏が全日本スキー連盟の新会長に就任というニュースを聞いたが、時の流れを感じる。


◆「虹と雪のバラード」に希望を夢み、大いに躍動した日本。
「生まれ変〜わる〜、札幌の火に〜 ・・・」

ちょっぴり難しいかもしれないけれど、そう、「日本の炎(ひ)」を再び燃やさなければ・・・

(岡山 B)

笠谷幸生 2024年4月23日死去(80歳)

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