日本寮歌祭に参加して

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年11月 トピックス】

(学23期kz)

◆11/24(日)に都内ホテルで全国日本寮歌祭が開催された。

開催時間は11時から。

テーブルにはすでに日本酒、焼酎、つまみが用意されている。

◆開会挨拶などセレモニーの締めくくりに、壇上で「檄」を披露したのは鳳陽会東京支部の塩塚支部長。

なかなか堂に入った立派な檄の飛ばしぶりであった。

◆参加校はナンバースクールや高商、また旧制高校や私立大学を含め約60校が参加した。

各校の参加者は、やはり東京に支部のある参加者が多いようだ。

我々鳳陽会は東京支部が参加。上は毎回参加の大御所・6期の井上大先輩、下は卒業3年目・71期・井藤君まで10名を超えた。

我々の参加者の中には、書道展で大賞を受賞され、夕刻から山手線の真反対の離れた会場で受賞セレモニーを控えた18期の田口先輩も駆けつけて頂いた。

◆各校の参加者はそれぞれの法被を纏う。

我々の法被は鮮やかな橙色で、前襟左には白地に「山口高商」、右には「鳳陽会」と書かれ、背中には山口高商の徽章が染め抜かれている。

◆挨拶セレモニーが終わり、さっそく乾杯。

各校が順番に寮歌を披露し、威勢のいい掛け声に会場から手拍子と拍手が起きる。

馴染みのない寮歌であっても、主催者側で各校の寮歌を載せた冊子が参加者に配られているため、一緒に口ずさむこともできる。

我々の出番は14時過ぎ。

それまで酌み交わしが進み、だいぶ出来上がった状態で登壇。

みなさん燃料満タン、元気が湧いている。

◆登壇した我々は鳳陽寮歌「花なき山」を披露。

一列横隊で肩を組み、列の両翼では山口高商旗がはためく。

嬉しいことには、日ごろから交流のある小樽商大の「緑丘会」、長崎商大の「瓊林会」の皆さんが、大挙して壇の両脇、また後ろの2列目に応援に駆けつけてくれた。

もちろん、小樽商大や長崎高商の時には我々鳳陽会も登壇、応援した。肩を組む列の中に入り、旗をひらめかせた。

また、我々の卓の隣が第7高等学校造士館・鹿児島大学だったこともあり、「薩摩」の皆さんも壇上に上がって応援していただいた。

ここで、幕末に維新を生む力となった「‥同盟」が期せずして再現する形になった。

◆会の途中でも各校の皆さんと交流が進む。

私と卓を同じくした六高・岡山大、高知高・高知大の皆さん・・・

このほか、応援団よろしく学生服を纏った「都の西北」のW大・現役学生君が訪ねてきてくれ、面識ができた。三田の事務所に一度お邪魔したいという。

いいじゃないか。

◆バンカラが歌う寮歌の合間に、一筋の涼風がそよぐ。

各校から参加した女性の皆さんが壇上に集合・整列し、旧制三高ボート部の琵琶湖周航の歌を斉唱。

その間、男性諸君は壇の下で連なり、ボートを漕ぐ。

毎年恒例の出し物だ。

各校の歌が続き、会の終わり間際には、誰からともなく踊りが始まり、周りの皆さんも輪になって踊る。

そして、お開き。

来年の再会を約して・・・

その後は、同好の士どうしが連れ立ち、場外であらためて盃を酌み交わした。

(学23期kz)

塩塚支部長の檄
琵琶湖周航の歌

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