お見合い雑感(ゴールデンウィークが来ると胸が痛む)

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年4月 トピックス】

(学22期 Y・Y)

◆昔、同じ職場だったことのある後輩の女性を後輩のMさんに紹介したことがあります。
容姿端麗で性格も抜群の才女であった。
12月の寒いある日、横浜駅西口の岡田屋モアーズの上のレストランで紹介に立ち会った。

◆すると後日、彼女から、いい人を紹介していただいたとお礼の電話があった。
私は、普段は自宅では一切、晩酌はしませんが、その時は、奮発して焼いた鯛を買ってきて、一人で、缶ビールで祝杯を上げた。
そして、酔った勢いで披露宴でのスピーチまで先走りして考えた。

◆その後、私の方で、1月のサントリーホールでのクラシックコンサートの招待券を用意したりして、二人は仲良く会場に顔を見せ、順調に交際は進んでいるように見えた。

◆ところが、忘れもしないゴールデンウィークの真っ只中であったが、彼女から電話が入り、涙声であった。
「折角、紹介していただいたのですが。。。」
私は理由も聞かずに了解という以外にはなかった。

◆あとで、後輩のMさんに伝えると、ある日、デートに誘ったら、人形の供養の予定があるといわれ、こりゃあ駄目だと観念したらしい。(笑)
彼の言い分は生身の人間と人形とどっちが大事かということであった。(笑)
デートでみなとみらいに行った時に彼女はキティちゃんに興味があり、お店の前で立ち止まっていたようだが、彼はキティちゃんを買って上げるでもなく、先を急いだという。
そんな時は、キティちゃんを買ってあげるのですよとアドバイスしたのだが・・・
紹介者の私としては、縁がなかったというか、価値観の違いというしかない。(笑)

◆あれから、27回目のゴールデンウィークを迎えた。
彼女は、既に二児の母となり、私の後輩のMさんも結婚し、お見合い放浪記に終止符を打ったようだ。
(学22期 Y・Y)(会社法、永倉ゼミ)
※コメントを宜しくお願いします。
①トピックス末尾の「コメントを残す」欄から。
あるいは
②私のメールアドレスへ
0rb6672r388367t@ezweb.ne.jp

コメントを残す