「120」への拘り

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年5月 トピックス】

岡山支部 岡山Bさんからの投稿

◆以前トッピックスに投稿した時は100回目の献血を目指す話だった。看護師さんの勧めが背中を押した。
2025年4月には120回目の献血に。自分の中では少し拘ったものだ。

2021年5月1日、横浜港の客船でコロナの集団感染のニュースで始まったコロナ禍…
短期的な経済動向だけでなく、長期に、また社会的にも大きな影響を及ぼした。既に我々みんなが国から地方自治体から給付を受けたものは、天授でない。将来世代に問題を先送りし、その負担をその世代にお願いするものとなった。
一方、献血も5年に渡り、慢性的な不足の時期を送る事となった。

◆全血採血は次回まで2カ月の間隔制限を受ける。一方、血漿、血小板献血と言う成分献血になるとその制限は一挙に2週間と短いものになる。この事を熱心に解説、引導戴いたのは、常盤工業会(工)の先輩である。(3年置きに交流する山大岡山支部連合同窓会のメンバー)

成分採血すると定期的に自分の血液で自身の健康管理は出来る。その上、今喫緊に発生している慢性的血液不足にも役立つものだぞとの話。
中々、自分の様な市井の人は、世のために役立つことを簡単には出来ない。献血はある条件が整うと可能だ。

ある程度の健康体である事、大きな手術、多量の輸血を受けたことがないこと、常用する薬が献血に影響しないもの…
そうは言っても、加齢とともにそのハードルはだんだんと上がっていく。
自分自身も仕事が多忙な時期、血沈(比重)が足りず、何年も予備検査すら合格しない時があった。

◆時の周期は干支なども含め、12進法で進む。
献血1回目は教養学部時代、吉田キャンパスの献血バスで始まった。当時毎日新聞山口地方版で連載されていたのは、「花なき山の山かげに」(80年に向けて)である。

「120の拘り」は「時の12進法」である。

18の青い時の始まりが今は60代半ば、銀の時となった。これからも12進法を可能な限り、ゆっくり回していこう!
「花なき山の山かげに」は今年120年になる。

(岡山B)

経済学部前庭にある鳳陽寮・寮歌碑

明治32(1899)年、当時の国文学担当・佐々政一教授による作歌。

寮歌の中では非常に古く、百年以上も歌い継がれているものは全国的にも少ないとされる。

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