山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2026年1月 トピックス】
(学37期 上野 啓)
◆今年は60年に一度の丙午。(ひのえうま)
前回の丙午、昭和41年はまさに私の学年。
丙午に生まれた女性は、気が強く家庭を滅ぼすという、全く科学的根拠のない迷信から、昭和41年生まれは新生児がその前後と比べて20%以上少なかった。
(同級生の女性は穏やかで優しい人揃いです)
その恩恵で、高校入試、大学入試の倍率は低く、福岡の県立高校受験は1.1倍、山口大経済も1.8倍という倍率であった。さらに就職はバブル世代のど真ん中、体育会でもなく、英語もできず、バイトと飲み会に明け暮れ、優が2つしかない私でも大手企業からたくさんの内定をもらえた。(ラッキー人生)
◆こうした競争する環境のない学年で育った事もあってか、丙午の同期の絆は、中学、高校、大学、社会人を通して、思いの外強い。
その仲間達と、今年は還暦祝いのイベントがたくさん企画される(企画する)事になりそうだ。
還暦イベント第一弾は、福岡の高校の同級生で北海道エスコンフィールドに集い、日ハムvs ソフトバンク戦を観戦しながら、還暦祝いをしようという企画。同級生が日ハムの役員になったこともあり、早々にチケットを手配してくれた。
ソフトバンク戦という事もあり、福岡はもちろん全国から家族帯同で北海道に観戦する同級生も多くすでに30余名の参加表面があった。
敵地北海道エスコンフィールドで博多弁が飛び交うのを今から楽しみにしている。
◆いわゆるジョブホッパー(転職を重ねる)の私であるが、キャリアをスタートとした日系化学メーカーの同期メンバーとの繋がりは今も深い。(わたしの在籍はわずか3年)
38年前の入社式での社長訓示は100名を超える新入社員を前に「ここにいる全員が30年後は社長になれる。これから我が社は子会社を300社作る」と豪語していた。
その後、その会社は合併や事業売却で残念ながら入社式の社長訓示を実現できた者は誰もいない(笑)
理不尽なことに耐え、酸いも甘いも嫌と言うほど経験したバブル全盛期の同期と、サザンやユーミンのBGMが流れる中での還暦イベントはお互いの慰労とセカンドキャリアを語る場になるであろう。
◆翻って世の中は、新年早々あちこちで分断と対立が顕在化している。
力(軍事力と資金力)があれば倫理(Ethics)は関係ないという世界観が蔓延してきた。
私の母方の祖母は1906年の丙午生まれ。
戦前に満州に渡り、そこで終戦を迎え、私のお袋(当時13歳)と乳飲み児の叔母(当時1歳)を含め4名の子供と命からがら引き揚げ船で仙崎に帰国した。
その後も続く食料不足の飢餓の日々を生き抜いた。
私の親父(16歳で海軍予科練に入隊、人間魚雷回天の搭乗直前で終戦)もまた戦争の悲惨な時代を軍隊の中で生き抜き、戦争のない世の中を心底望んでいた。
◆そして今年、甥夫婦に生まれる子供も丙午。
私の祖母から5世代を超えて引き継がれる丙午生まれである。
日の出山(東京、奥多摩)から拝んだ初日の出のご来光に「男の子でも女の子でも、生まれくる赤子にとって本当に穏やかで平和な日々が続きますように」と切に願った。
丙午還暦イヤーのスタートです。
写真は 今年の初日の出と北海道エスコンフィールド


