山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2026年2月 トピックス】
岡山支部 岡山Bさんからの投稿
◆家族で家電量販店に出かける。洗濯機担当の営業の方に丁寧に説明を受ける事になる。
何事についても、物事の判断・選択・決定には初手として情報収集が大切である。
先ずは営業の方が説明、解説してくれる情報。それに基づいて比較優位は何か?費用との対比で納得のいくものなのかどうか?
無意識のうちに、だんだん経済学的になってきた。(限界効用の分析まではいかなく、情緒的色彩が強いのだが…)
そして、その過程でも相手の説明者から本音に近い部分を如何に引き出すか、それには互いの対話力がその方向を決める。
「よし決めた!」
大概、自分がそういって購入段階での最終点に至る。
当社家族から要望があったのはドラム型、しかし購入した機器はドラム型ではない、従来の縦型だ。
水流や槽内のインペラで三次元的に洗濯物を動かし、洗浄力に優位性があるものだ。マイクロバブルによる給水の機能付きだ。洗濯量を自動判定し、洗剤、柔軟剤も自動供給が出来る。その上、ICTにより外出先からスマホ経由で洗濯開始のスイッチを入れることも出来るという。
(な~んだ、ICTは話としてではなく、もう既に身近に実感し、利用することも出来るのだ。
マイクロバブルと言えば、昨今、あまり美髪に効用があるものではなくなっているが、地肌にも良い。きっと洗濯物の布にも優しく、洗浄力を高めてくれるはずだ)
◆景気循環と洗濯機の買い替え時期を見るとき(波を見る)、素人目にはコンドラチェフ・ウェーブ(約50年の長期波動)に近い技術革新の経過があると思われる。
しかし、目まぐるしい技術革新さえ、日常茶飯事の電機業界においては、昨日あったことを翌日少し変えたことに過ぎないのかもしれない。
では、設備投資に伴う7~10年という中期のジュグラー・ウェーブかと問われれば、上さん的(我が家と同意)にはそれがまさしく当たりそうだ。
ちっちゃな屋台骨の中で、そして年金生活が間もなく始まる中では設備投資に当たりそうだ。
そういえば固定資産計上の基準は、原則として「使用可能期間が1年以上」かつ「取得価額が10万円以上」の資産。10万円以上20万円未満の資産は「一括償却資産」として3年償却、中小企業では30万円未満なら損金算入可能(要件あり)などの特例などもあると言う。
ちっちゃな屋台骨の中では、経費支出としては一期一括損金処理だが、その効用は最低でもジュグラー・ウェーブの大波にのって、上手く乗り越えてもらわないと困る。
小さな屋台骨に婿入りした、あるいは嫁入りした今回の洗濯機はジュグラー・ウェーブを超える運命を命じられたのだ。
そして、ここで話が終わらないのが昔々の経済学徒だ。
(つづく)
