山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部
【2023年1月トピックス】
将棋が好きです。
数年前、地元の将棋同好会に入会しました。
将棋同好会には初段から8段まで有段者が多数います。
みなさんお強い。
ちなみに私は1級(初段の下)です。
◇日曜日の例会
将棋同好会は毎週日曜日の午後、例会を開いています。
抽選で対局者が決まります。1日で3~4人と対局するのです。
下級者が有段者と平手で対局すれば、ほぼ、全戦全敗します。
大相撲の幕下力士が幕内力士と対戦するようなものです。
これではおもしろくない。
ハンディをつけます。
持ち時間(考える時間)の制限(例えば私が30分で、有段者は3分)や駒落ち(例えば有段者が飛車落ち)で対局します。
ハンディをつけると、理論上、勝負は五分五分のはずなのですが、そうはならないところが悩ましい。3段以上の強者に勝つのは至難です。
対局の勝敗は公式記録として残します。
半年間の結果、成績が良ければ昇段・昇級します。
成績のよかった人(3段)が4段に昇段しました。みんなが拍手で祝福。とても喜んでいました。
逆に成績が悪ければ、降段・降級もあるのです。
怖い。
私は昨年、よんどころない事情で例会を長い間、欠席していました。
最近、例会に復帰しました。しばらく実戦から遠ざかっていたせいか、このところ、連戦全敗です。
このままの状態が続けば、来期は降級の危機か・・。
◇将棋合宿
同好会は年に1回、合宿を行います。
私も参加したことがあります。
房総半島の海辺のホテルに1泊しました。
昼過ぎに到着。さっそく対局が始まります。
夕方、入浴。そして1杯やりながら楽しく食事。
食後もまた、将棋、将棋・・・。
翌日も午前中は再び、将棋です。
1泊2日で10数局指しました。人生でこれほど多く将棋を指したのは初めて。頭がぱんぱんになりました。
◇プロ棋士の指導対局
コロナ禍の前まで、同好会は年に1~2回、プロ棋士を招いて指導を受けていました。若くてスマートな7段棋士が地元に来て指導してくれます。
将棋盤をたくさん並べて、プロ棋士は同時に数人の同好会員と対局するのです。
実力に応じて駒落ちで対戦します。
私は6枚落ち(飛車、角、桂馬2枚、香車2枚)でお願いしました。
相手は攻め駒を持っていません。私は端から攻めて行き、飛車が相手陣地に突入。そのままの勢いで押し切った。
1級の私がプロ棋士に勝ったのです。
プロ棋士はしばしば、アマチュア愛好家に勝利の喜びをプレゼントしてくれます。
そうとわかっていてもプロ棋士に勝った。
あのときのうれしさは忘れられません。
(鳳陽会東京支部 将棋愛好家 S)
山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部
★SNSに登録していただき、フォローをお願い致します。
わかり易く大変興味深いテーマの投稿ありがとうございました。
私の父は将棋が好きで強く、職場の大会等で優勝し賞品を持ち帰る程でした。
私は小中学校の頃は将棋は好きになれず、高校生の頃でしたが一念発起し型を覚えることにし兄に挑戦しましたが、応用が効かず全く相手になりませんでした。
父の血筋に期待しましたが、理論的に考える力は母に似たのか駄目で、将棋を指すことは諦めました。
60歳で定年退職した父は広島平和記念公園に将棋を指しに行っていましたが、近くの広島記念病院で病名が判明した3ヶ月の63歳で亡くなりました。
将棋愛好家のSさん、お蔭様で父を思い出しました。