宇部での全国総会余話(その1)

◆ホテル予約

会場は宇部のANAクラウンプラザホテル宇部。6/17日(土)当日は、近くの“宇部きららドーム”で行われる小田和正の公演と重なった。東京からも多くの客が押し寄せたようで、航空チケットも取りにくく、ANAホテルも満杯で、通常1万3千円台の宿泊料金が、2万円近くに上がっていた。

私は止む無く、近くのビジネスホテルを探した。試しに総会開催会場「JR宇部新川駅」の隣駅・琴芝のビジネスホテルに電話を掛けてみたところ、感じの良い受付の方が出て、すんなり予約が取れた。

価格は税込み5千円という。

なんだ、安く泊まれるじゃないか。即決!

◆ビジネスホテルも無人

総会当日がやってきた。昼過ぎに目的地に到着予定となる。当日は蒸し暑く、早めにホテルに入って、シャワーを浴び、会に臨みたいところだ。

しかし、チェックインは通常15時から。その前は使わせてくれないのだろう。ダメもとで宿泊ホテルにシャワー利用を申し出ると、意外にも、すんなりオーケーが出た。

帰りは何時かと問われたため、夜遅くなると伝えた。すると、部屋を置けておくという。「部屋番号は●●号室、部屋に鍵を置いておくので料金を置いてチェックアウト願う、領収書も置いておく」とのこと。

ここもAIが活躍する最先端の無人ホテルとは真反対のヤツだ。

このホテルでは夜と早朝が無人になるらしい。

夜遅くにホテル着。

鍵かかっておらず、部屋に入る。

デスクの上には金額の入った領収書がちゃんと置いてある。

暑い。部屋には空調が利いていない。

ひょっとしてエアコンのリモコンの電池切れでエアコンが使えないのではないか。悪い予感がしたが、エアコンは問題なく稼働した。

ひと安心だ。

快適に眠りにつく。

翌朝、ホテルを出る前にシャワーを浴び、身支度をしたい。

ひょっとして温水が出なかったりして・・・。

シャワーも問題なく機能した。あぁ快適。

髪を整えて出発だ。

辺りを見渡してもドライヤーが見当たらない。

よく探すと、デスクの脇の定位置に収まっている。しかし、ドライヤーには茶色のガムテープで使用防止措置が施してある。どうやら故障しているようだ。

やっぱり安い料金にはこういう仕掛けがあったのか。

妙に納得した。

安く、快適に泊まることができたが、背広のいで立ちで、髪はボサボサのまま羽田に降り立つことになった。

JR宇部新川駅の琴芝駅といえば、近くに医学部もあり、工学部もある。山口大学病院にも徒歩8分で行けると出ている。

宿泊の需要はないのだろうか。

あるいは人手不足なのだろうか。

新型コロナもゴールデンウィーク明けには5類に移行したぞ。東京では街中でも、電車の中でもむしろ、マスクを着けていない人が多くなった感がある。

琴芝駅に向かう途中、地元のお地蔵さん「琴芝地蔵」を見つけたが、お地蔵さんはなんとマスクを着けているではないか。琴芝はまだコロナ警戒モードが解けていないのかもしれない。

(学23期kz)

One thought on “宇部での全国総会余話(その1)

  1. 足腰の衰えを防ぐ為と節約の為(1日バス代220円)に京急大鳥居駅に到着し、職場のある東糀谷迄20分程度歩くようにしています。

    最近、気になったホテルに遭遇した「変なホテル」というホテルです。
    最初は怪しいホテルかと思いましたが、怪しいネオンもなく、客室も多くきちんとしたホテルのようです。
    ロボットが対応しているようです。
    常に変化するという意味で変なホテルと命名されているようです。

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