山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2023年 8月トピックス】
ゼミ誌第6号(昭和61年10月発行)にちょうどよい記述がありました
ので以下に引用いたします。
『ゼミ生諸君のかねてからの要望もあって、名畑ゼミのこれまでの
行事にどのようなものがあったかを書き記しておくことにしたい。
私のアルバムと記憶に残っているものに限られるので、初期に
なればなるほど欠落が多くなっている。
期 卒年 員数 サマーキャンプ ゼミ旅行等
0 1970 12 - -
1 1971 12 - -
2 1972 14 - -
3 1973 16 北浦・萩 -
4 1974 10 馬島(I) -
5 1975 4 祝島 -
6 1976 9 - 四国一周
7 1977 13 馬島(II) -
8 1978 12 - 沖縄
9 1979 12 馬島(III) 九州、ゼミ10周年記念パーティ
10 1980 12 - 南紀
11 1981 13 馬島(IV) -
12 1982 14 見島(I) 青海島・長門 タイ
13 1983 13 馬島(V) 川棚・豊北
韓国(釜山・慶州・ソウル)
14 1984 15 見島(II) -
15 1985 12 壱岐 -
16 1986 15 角島 -
無人島キャンプは1973年夏に浜田市出身の長崎君の紹介で馬島に
乗りこんだことに始まり、その後馬島へは4回、ほぼ隔年に出かけ
ている。13期の馬島キャンプは雨に降られてたいへんであった。
灯台の廃屋の崩れかけた床の上にたむろして、雨が止むのを待った
ことを憶えている。「島守」が故人となられたこともあって、
1984年以降はこの島に出かけていない。
80年代になると東南アジア旅行が多くなっている。費用の節約の
ために観光ルートに乗っていくよりないが、できるだけ多くの
オプションをつけて、農村へ入り込んだり現地の工場を訪ねたり
している。(以下略)
1986年5月2日
名畑 恒
』
これらゼミ行事について「名畑 恒先生のご退官にあたって」
(*)で当時の瀧口経済学部長は次のように述べておられます。
『理論の実践の場として離島における夏合宿や年度末の東南アジア
ヘのゼミ旅行やゼミ単位でのボランティア活動を通じて、学生たち
は確実に行動力を身につけ逞しさを増していきました。』
行事の多くはゼミ生自ら計画して準備・実行し、振り返りを行う
スタイルでした。次回はサマーキャンプの一端をご紹介いたします。
(*)添付資料の説明
出典:
「東亜経済研究 名畑恒教授退官記念号」巻頭言(2003年3月発行62巻1号)
(つづく)
学27期 三島