常盤会(工学部)セミナー/合同同窓会・懇親会に参加して

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2023年 10月トピックス】

◆「合同」同窓会

昨日、約100名が集った工学部・常盤会の合同同窓会・懇親会に参加した。

なぜ「合同」同窓会なのか。

ご存知の通り工学部の同窓会は機械系、化学系、資源機材系、土木建設系、電気電子情報系に分かれており、これらの同窓会の関東在住メンバーが一堂に集まっての会合ゆえ、合同同窓会と銘打っている。

冒頭、山大の山田陽一工学部長から工学部の現状とともに、常盤会による寄付の9割が学生支援に、また残り1割が長州ファイブも学んだ縁でUCL(ロンドン大学=ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)への学生留学に使われており、同窓会の寄付に対して感謝の言葉が述べられた。

◆セミナー

山大では「明日の山口大学ビジョン2030」を策定しており、パンフレットも出来ている。

このビジョンに関し、上西(かみにし)研・学術研究担当理事・副学長(工学部出身)からビジョン実現に向けた研究戦略について話があった。

最近山大では医学部免疫学講座の玉田耕治教授らの研究グループは癌一般に高い効果を発揮するPRIME CAR-—-T細胞を開発し、これはノーベル賞級の功績と言われていること、人間と動物の共生に向けた医学と獣医学の共同研究が盛んになっており世界から若い研究者が集まってきていること、「時間研究所」(広中平祐元学長の構想)や「細胞デザイン医科学研究所」など他大学にはない山大付属研究機関があり、世界レベルの活動をしていることが紹介された。

また、セミナーの後半では「丘の上 幸西(こうにし)ワイナリー代表」幸西義春氏(1981年工学部・電気系卒、ワンゲル部所属)が退職後、長野の塩尻で専門分野と畑が違うワイン作りを始めた話が面白く紹介された。

◆懇親会

懇親会では山口から見えた山大関係者や、常盤会以外では、鳳陽会のほかに霜仁会(医学部)の代表も参加された。

名刺を交換すると立派な肩書をお持ちの方もおられる。

名刺の肩書に「工学博士」が付いた方も少なくない。

会の司会をされたK氏の名刺には「東京工業大学名誉教授」とあり、中にはスタンフォード大学教授という方もおられた。

会の途中で工学部がある「宇部市」の話に話題が移った。

2020年には住みたい町の日本一に輝いたそうだ。

なぜか

空港が近いこと、大学病院があること。

このほかにも都市機能と田舎の風情を併せ持っている点が評価されたとのこと。

また移住サポート支援も充実しており、移住者が多くなっているようだ。

会の終わり間際に、私と年が近い山〇氏と面識ができ、お互いの卒業年次を伝えると、山〇氏からA君の名前が出た。課外の部活で一緒だったという。

A君といえば私と同期で、同じゼミ、H銀行に就職したA君だ。

東京・大阪、中四国・九州の仲間が集まる同期ゼミ会では酌み交わした仲だ。

帰宅後早速A君に連絡をとったところ、A君も懐かしがって山〇氏に連絡してみるとの返事が返ってきた。

学部を超えたつながり。

ここには学生寮や下宿、部活を通じた学部を超えたつながりも残っている。

(学23期kz)

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