後輩の絵本作家

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2023年 12月トピックス】

山口市の関係者が集まる秋の会合で、鳳陽会同窓生のO女史と面識を得た。

霞が関近くの大手企業に勤務しており、名刺には名刺には総務系セクションのチームリーダーとある。

会が終わり地下鉄駅に向かう時に再び話す機会があった折、彼女から講談師・神田京子のイベント参加の案内を受けた。

手渡されたのがイベント案内のチラシだ。

「神田京子大独演会」

2024年1月25日(木)、19時開演

会場 有楽町よみうりホール

とあった。

どうやらO女史は講談師・神田京子の熱烈な応援団のようだ。

神田京子氏・・・。

聞き覚えがない。

その場はチラシを受け取るだけで終わる。

神田京子。

公開されているプロフィールを調べてみると、岐阜県出身。日大芸術学部在学中に講談師の世界に入り、修業を重ね2014年に講談師・落語協会で真打に昇進。夫は詩人で一児の母。

2020年2月に山口へ移住しており、朗読も含めテレビ、ラジオへの出演も多く、山口ではレギュラー出演している番組がある。

現在は東京と山口の拠点を軸に全国で活躍されているようだ。

神田京子氏の興行イベントをみてみると、その中に光市民ホールで行われた「金子みすゞ 生誕120年記念・神田京子独演会」というのがあった。

金子みすゞは才能あふれながら薄幸のなか夭折した女流詩人で、小学生の本にも取り上げられている。

「私と小鳥と鈴と・・・みんなちがって、みんないい」

有名な一節だ。

神田京子氏の夫が詩人であったことから、詩人の世界にも興味を抱いたのかもしれない。

また谷川俊太郎の絵本の朗読も行っている。

ひょっとして・・・。

気になって調べてみると鳳陽会同窓生のO女史も児童向け絵本作家のようだ。

「おかねをかせぐ」、「おかねをつかう」など、子供向けのお金に関する教育の絵本(翻訳)を書いている。

また、小学生向けの児童書「お金にふりまわされずに生きようぜ」(岩崎書店)では、ウサミの名前で子供たちにお金との向き合い方を伝えている。この本のサブタイトルが「レストランたてなおし大作戦」。

思わず手に取ってみたくなるタイトルだ。

後輩・O女史の本はもちろんAmazonで紹介されている。

孫と一緒の時間を過ごす時に良いかもしれない。

(学23期kz)

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