介護雑感(母の死)

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年7月 トピックス】  

(過去日記から)
2007-10-27mixi日記より引用

◆今日、午後、入院先の病院で母が87歳で亡くなった。
介護施設に入居していた母が、食事が全く喉を通らなくなり、8月24日に急遽、東京・品川区の病院に入院させた。
検査したら、翌日、末期のすい臓がんと判明。
主治医からは余命一ヶ月も持たないと宣告された。
2ヶ月余り、点滴でよく頑張ったと思う。
  
◆実は30年前にも私は父をすい臓がんで亡くしている。
父同様、本人には告知するわけにはいかない。
主治医からは、終末医療のホスピスを薦められ、告知不要の大田区のホスピスに転院して、8日目の今日午後、急に極めて厳しい状態との連絡があり、駆けつけた。
何とか、最期には間にあったが、着いて20分後に死亡が確認された。
3日前に面会した時は、珍しく目を開けていて、私のネクタイを引っ張る程、意識はしっかりしていたのだが。
マイミクの方にはご心配をおかけするので、この間、介護雑感は敢えて書かないことにしました。

◆私は6年前に早期退職で会社を辞めて、自宅で4年間、母の面倒を見、母の足腰が弱くなって立てなくなってからは、介護施設、病院でお世話になった。
広島勤務時代からすると、16年に亘って年老いた母の面倒を見てきたことになる。
自分なりに精一杯やったとの自負はあるが、これからは、ぽっかり穴が空いた気持ちとなり、母に対してあれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかったのにと悔やむのであろうと思う。
故郷広島の墓に母を入れてやれば、私の役目は終わる。

◆これから介護されるマイミクの方の為にも、思い出しては、介護雑感を書いて行きたいと思いますが、とりあえずは、今回で最終回として一旦、締めさせていただきます。

介護施設に大好物の刺身を差し入れた時、大はしゃぎして喜んでいた母はもういない。
(学22期 Y・Y)

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