山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2024年9月 トピックス】
◆人気メニュー
虎ノ門の店。
この店に「ダニエル」なるオリジナルメニューあり。
ハムと玉子のカルボナーラ風パスタで、たいそう人気がある。
(最新のメニューには「ハム・ベーコン、オニオン、マッシュルーム、玉子のオリジナル」
となっている・・・写真参照)
濃厚な味だが、上品な味で、嫌みがない。
もっちり麺で、食した後の満足感が尋常ではない。
とにかくボリュームがある人気メニューだ。
見た目以上に腹にたまる。
カロリーは表示してないが、かなりのものだろう。
店の屋号は「ハングリータイガー」
サラリーマンが多い虎ノ門の街角にある。
小さい店で昼食時は30人近く並ぶため、混む時間帯を避けても10人以上が並んでいた。
もちろん女性客も店の外まで並ぶ。
ショップカードをみると開業が1967年、今年で57年目か。なんと大阪にも店を出したようだ。
【写真参照】
◆名物女将
こうした名物店には名物の女将が居るもので、ハングリータイガーにも居た。
失礼な言い方だが、気難しい女将さんだ。
仲間と食べに行き、しゃべりながら食べていると、女将にタシナメられる。
「しゃべらないで、早く食べて!」
カチン!
もう来くるもんか
・・・と思いつつも、また足を運ぶ。
この女将さんが亡くなって30年くらい経つかもしれない。
◆大盛
普通盛り(並)でもかなりボリュームがあり、若手サラリーマンも並を注文する。
昭和の時代、これが1000円。
中盛はさらにボリュームが増す。これが1050円。
大盛は輪を掛けてスゴイ。それでも1100円。
運動部に入っていた大学生の倅を連れて行ったことがあるが、
大盛に挑戦し、難儀をしていた。
◆みんな来たがる名物店
虎ノ門には「この店を知らないヤツはモグリだ」と札のついた店がいくつかあるが、
この店もその一つ。
大きな店ではなく、きれいな店でもない。
むしろ、こじんまりした小さな店だが、いい味を出しているのだ。
旨い。
味付けもさることながら、使っている麵にも特徴があるのかもしれない。
小生、食通ではないので詳しいことはよくわからないが、今でもパスタの乾麺を店で売っている。
旨い店は誰もが足を運ぶ。
平日の昼間は若手でいっぱいなので、幹部の方々は夜に降臨。
お仲間と一緒に、あるいは部下を引き連れて。
土曜半ドン時代には、昼間に一人でお見えになることも。
その方たちは後に組織のトップになっていった。
◆再訪
つい先日暑いさ中、懐かしのハングリータイガーを再訪した。
「ダニエル」の写真を撮りたくて、仕事休みの平日に出向き、
夜の部がオープンする17:30直後に店に入る。
客は誰もいない。
「ダニエル・並」を注文。
運ばれてくるまで、不安がよぎる。
・・・味が落ちていないか、ボリューム不足になっていないか。
出来上がるまでメニューを繰ると、ダニエルは1450円。
中盛+220円、大盛+400円となっていた。
さあ、出来上がりが目の前に。
まずは写真に収める。
モノはどうか。
香りも以前と変わらず、ボリュームも変わりなし。
味は・・・これまた昔と同じだ。
値段は上がったが、世界的な異常気象もこれあり、致し方がないだろう。
壺に入った削り立てのチーズをふんだんに振りかけ、
若かりし頃を思い出しながらフォークに絡ませ、口に運ぶ。
次にいつ来ようか思案しながら、またフォークに巻き、頬張る。
完食の刻を迎えるまで、慈しみ、敬意を表しつつフォークを口に・・・
そして合掌。
ふぅー。
(学23期kz)