山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2024年9月 トピックス】
岡山支部からの投稿
◆放送界には、ある大学の名前を冠につけたクイズ番組がある。
その回答者を代表する人、またそれを業とした人に伊沢拓司がいる。
彼がある番組で言っていたのは、その大学には「キャッチボールを上手にする方法」を教授する授業があるという。
大学を卒業し、結婚し、子供を持った時、自分の子供とキャッチボールを上手くすることが出来ない人がいるという課題解決の一つとして、学生時代にその準備しようとする試みの授業だそうである。
これはきっと運動としてのキャッチボールだけでなく、人と人とのコミュニケーションとして双方向のキャッチボールに深められているのかもしれない。
◆キャッチボールは野球の基本である。(投球、捕球の繰り返し行為)
野球小僧(ソフトボールも含め)だった自分からすると全く奇異に感じる。
しかし、言われてみれば、それもありなん!である。
小さいときから遊びの中で身につけてきた何気ない動き、そして、遊びの中で当たり前になっていることを今一度見直してみると意外に難しいことがありそうだ。
{自分にとって、勉強するという習慣について壁があったり、難易度が高いと感じるのと同じかも知れない。そもそも勉強習慣がないまま、高校に進学してしまった}
理論的に言うと”並進運動”と”回転運動”だと言われると学問的にもなり、何やらそれらしくなる。(笑)
野球小僧はそれを意識するか?また、学ぶか?
答えは全て「否」である。
遊びの中で自然と身につけてきた。つまり体得していたのである。
自分から積極的にいいボールを投げているか?
相手に受け取りやすい強さで、また位置にボールを投げているか?
自分の中で受け取りやすい位置(正面)でボールを受け取っているか?
この様な「問い」「三省」を求めるとキャッチボールの深さは一層増
すのである。
(岡山 B)