山口大学経済学部同窓会
鳳陽会東京支部
【2025年2月 トピックス】
これは実話。
ただし、名前は仮名ということにしておこう。
◆そういえば、かつて総理大臣に二人の菅さんがいた。
一人は菅(カン)直人氏。
山口・宇部生まれ。宇部高出身で、民主党から出た総理だ。
もう一人、菅(スガ)義偉氏。
秋田出身で、自民党から出た総理だ。
菅(カン)という姓は西日本に多く、私が知っている中でも愛媛県にかなり多い。
愛媛でも今治に近い島嶼部では村じゅう菅(カン)の姓だという話も聞いたことがある。
他方、菅(スガ)は東日本に多い。
通常、苗字にはルビが振っていないものが多く、読み方を間違うことがある。
◆かつての勤務地で厳格な上司がおられた。
その上司の名は五十崎さん。
なかなか読めない。
庶務の高田係員が、その上司から叱られた。
上司の名前の読み方を間違えたからだ。
高田君は上司の難しい名前「五十崎」の読みで、
「五十」の部分を「イカ」と覚えたまでは良かったが、
最後の「崎」を濁って読み、上司を「イカザキ」さんと呼んでしまった。
上司は気を悪くし、「私の名前は濁らない。イカサキだ」として、
高田君はお叱りを受けた。
「人の名前の呼び方を間違えるのは大変失礼に当たる。いいかい、高田君。私の名前は濁らない!」
高田君も偉いもので、その時、「私の名前もタカダでは濁りません。タカタです。濁りません」と、蚊の泣くような声で上司にもの申したという。
名前の呼び方は難しい。
(学23期kz)
kzさんの投稿、興味深く、読ませて頂きました。
以前ですが、私の派遣先の職場に「ワタヌキ」さんと言う苗字の方がおられました。
作業表等にはワタヌキとカタカナで書かれていました。
私は漢字は「綿貫」さんだと思っていました。
政治家にもおられましたので。
ところが、ある日、漢字を知って吃驚。
「四月朔日」でした。
これは読めません。
全国におよそ220人しかおられず、全国順位は20,342位とか。
旧歴の4月1日に着物などの綿を抜くことから来ているとか。
朔日は「ついたち」と読むとか。
私の中学生時代の親友に「祇園白」という苗字の男がいます。
中学は当時、広島県安佐郡祇園町の祇園中学でした。
読めますが、全国でおよそ10名で全国順位79,871位で全員、現在の広島市安佐南区です。
こんなに少ない苗字は知りません。