サラリーマン時代のN先輩、旭川出身で小樽商科大出身

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】  


◆広島勤務時代に知り合い、退職後も同じ昭和25年生まれということもあり、お互いになぜか気が合って、広島在住の彼と携帯で頻繁に連絡を取り合っています。

◆一昨年12月の長州歴史ウォークに参加され、その2週間位後に亡くなられた永池克明大先輩と昔、総合企画部で一緒に仕事をされた方でもあり、歴史ウォークの昼の休憩時間にお二人を携帯で繋ぎました。

◆小樽商大はサラリーマン時代に懇意だった同期Fの出身で、43歳の頃に交通事故死し、その6年後に北海道出張の際に高台にある小樽商大を訪れたことがあります。

◆N先輩の小樽商大の卒業同期に、最近まで11年に亘りD工業代表取締役社長兼CEOを務められ、6月27日の株主総会で会長に就任予定のT氏(75歳)がおられるとか。
T氏は北海道中川郡池田町の農家に生まれ、9人兄弟の末っ子で、進学校でもなかった高校を卒業され、一浪一留で小樽商大を卒業されたとか。
在学中は麻雀好きだったようで、プレイボーイの全国大学対抗麻雀大会で小樽商大を都会の早稲田大との決勝戦に導かれたとか。
N氏もT先輩とは麻雀仲間で特に筋が良いと認められ、チームに入らないかと勧誘されたとか。

◆そのT氏、入社されたD工業での配属先が総務・人事で、上司にその後、永年に亘り社長、会長を務められ、売上3千億→4兆円の空調メーカーとして世界トップクラスに成長させた中興の祖のI氏がおられたとか。
そのI氏も無類の麻雀好きで、しかも半端ない腕前だったようです。
そのI氏、営業畑でもなく、取締役の中で後ろから3番目の序列から社長に抜擢されたとか。

◆一芸に秀でられたT氏がチャンスをモノにされ、幹部として、その後経営面で実力を遺憾なく発揮されたのは凄いです。
この度、海外工場のあるベルギー王国からも勲章を授与されたとか。
私はNさんには会長就任を機に大阪のT会長に会いに行かれてはと薦めています。💦

◆その小樽商大も令和4年に帯広畜産大、北見工業大と経営統合し、新たに国立大学法人北海道国立大学機構が設立されたとか。
(学22期 Y・Y)

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映画「ディア・ファミリー」を観にTOHOシネマズ日本橋へ

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】


◆公開日の翌日の6月15日(土)15時40分~上映分を観に早速、日本橋室町まで行って来ました。
早めに着きましたので、9年余り過ごした日本橋本町付近の思い出の場所を散策してみました。

◆映画はネタバレになるので、詳しいことは書きませんが、涙は覚悟していたものの(暗闇の中なので構わない)、何度も嗚咽を抑えるのに苦労する程でした。
主役の大泉 洋の演技に迫力があり、鬼気迫るものがありました。
大学教授の石黒英二役の光石 研の演技も光りました。
富岡 進役の若手の松村北斗も注目です。
公開3日間で、全国で18万5千人の観客動員を記録し、第1位になったとか。

◆終演後、スマホを立ち上げましたら、鳳陽会東京支部トピックスに投稿分コピーを翌日のFacebookの自分のタイムラインにも載せていましたが、原作者の清武 英利さんからコメントが入っていて、吃驚仰天でした。
こんな嬉しいことはありません。
「映画の後は本もご一読を。きっと異なるものをつかまれるでしょう。」とのアドバイスにより、文春文庫の『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録』も併せて読むことにしました。
清武さんはジャーナリスト・ノンフィクション作家として、20年以上に亘り家族と向き合い、緻密な取材をされたようで、興味を覚えます。

◆「アトムの心臓」って鉄腕アトムのアトムで人口心臓のことなのですね。
愛知県春日井市が舞台でもあり、家族で中日ドラゴンズの帽子をかぶってテレビで応援し、勝利に歓喜する場面があり、中日ファンの私としては嬉しくなりました。
(学22期 Y・Y)

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現役・経済学部生からの投稿

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】

(事務局から)

山大経済学部2年・古野翔音君(大分県中津市出身)は、現在小学生向け職業体験イベント「知る職」プロジェクト活動に取り組んでおり、今月8日に広島で行われた鳳陽会全国総会懇親会の席上、古野君からプロジェクトの活動紹介がありました。今回古野君から投稿がありました。

「知る職」プロジェクト活動紹介 経済学部2年・古野翔音

◆大学生活も1年が経ち、毎日が新しい発見と刺激に満ち溢れています。 個性豊かな先生方や、多様な価値観を持つ仲間たちとの出会いは、本当に貴重で、充実した 日々を送っています。

◆学内の様子も、四季折々の自然と共に変わっていきます。 春には桜が咲き、夏には青々とした木々が生い茂り、秋には紅葉が美しく、冬には静かな雪 景色が広がります。 学生たちも季節ごとに変わる雰囲気を楽しんでいます。 昼休みには学食や「FAVO カフェ」が賑わい、夕方には部活動やサークル活動が活発にな り、学内はいつも活気に満ちています。

◆この1年を通じて、特に印象深かったのは、山口県の魅力を再発見したことです。

 私たちは小学生向け職業体験イベント「知る職」の活動をしています。

https://sirusyoku.com/

イベントの準備を通じて多くの方々と関わる中で、地元企業や行政の方々の温かさに 触れ、とても感動しています。

そのプロジェクトの一環で県内各地を回る中で、地域の素晴らしさに気づき、 その魅力にどんどん引き込まれています。

◆ 現在、私たちは2024年8月18日に宇部市で行われる小学生向け職業体験イベント「知る職」プロジェクトの成功に向けて準備を進めています。

 私は生まれつき「完全大血管転位症」という指定難病の心臓病を持っていますが、「心臓病 でもやりたいことができる!」ということを伝えたくてこの活動を始めました。

田舎育ちの私にとって、職業体験は都会に行かなければできないものでしたが、地方でも多 様な職業を知る機会を提供し、子供たちの将来の選択肢を広げたいと考えています。

◆過去の「知る職」は大変好評をいただいており、第一回目から第四回目までの開催で述べ70 社、累計4000人以上のお客様が来場しました。 特に直近の「下松市コラボ知る職」では、2000人以上の来場者を迎えることができました。

◆お願い

皆様にお願いがあります。 次回の8月18日、宇部での「知る職」に向けて、出店企業様を募集しております。

出店料は1万円で、6月末までにお申し込みいただければ、山口県内の小学生10万部に配布するチラシに企業ロゴを掲載いたします。また、当日の協賛企業様も募集しております。 来場者数2000 人を目標としており、会場スクリーンに企業ロゴを表示し、2000 人の親子 の皆さんに対してPRする絶好の機会です。

皆様のご支援とご協力を心よりお待ちしております。

今年1月に開催された「知る職」イベントポスター

進まない改革 ①

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年 6月トピックス】

日本では改革が進まない場合が多い。

政治や行政のみならず、企業や学校、地域の自治会など、組織の運営や制度の在り方を巡って、改革がなかなか進まない。

土壇場になって改革が頓挫する場合も往々にして起こる。

何が改革を阻むのだろう。

◆総論は表向き「賛成」

総論の段階で見解が割れていればそもそも話にならないが、異論を抱えながらも総論はすんなり決まる場合が多い。

そもそもここに改革論議が漂流する種を宿している。

総論は得てして世の中の流れに沿っている場合が多く、話の筋が良い。論理的な帰結である場合が多く、海外での取り組みとも平仄があっている場合が多い。

しかし、総論に反対の立場であっても、表立って反対の立場を表明しない者が多い。総論に反対すれば世論から反発を招く。また、「旧い」、「分からず屋」、「自分の立場が分かっていない」とレッテルを貼られ、場合によっては「抵抗勢力」とみられることになるからだ。

◆問題の「各論反対」・・・縄張り

問題は各論での反対だ。

一般論として言えば、これまでの旧い制度を新たなものに変えようとすると、既得権を持ったグループや業界から反対が出る。

こうしたグループは陰に陽に反対運動を展開する。

時には大掛かりな反対運動を展開することにもなる。

既得権に触れる場合、業界は業界で反対運動をするが、こうした抵抗は官庁でも見られる。

官庁には官庁で既得権益、縄張りがある。これが侵されると、「役所の権限が低下する」として官庁は強力に抵抗する。

官庁は予算と権限は手渡さず、一貫して拡大傾向を辿るとする「パーキンソンの法則」は今でも生きているようだ。洋の東西を問わない。

(学23期kz)

ゴルフ 何でそうなるの! ⑤雨のゴルフ

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】

◆遅い入梅

今年の入梅は遅い・・・

関東では、あと1~2週間プレーできるかもしれない。

それならば、この時期にゴルフの予約を取っておけばよかった。

しかし、これは結果論。

ゴルフはかなり前から予定を立て、体調管理に留意しながら、当日に合わせて練習を重ねる。

予約時点でプレー当日の天候はわからない。

雷が鳴るときは別として、よほどのことが無い限りプレーはしたい。

練習場でいい球が出る時には、コースで試してみたくなる。

エイジシュートを狙うにはまだ早い気もするが、差しあたっての目標は自己ベスト更新だ。

酷暑、酷寒は何のその、強風でもプレーする。

しかし雨の時は困る。

多少の雨なら何のことないが、大雨の中でのプレー。これはなかなか厳しいものがある。

◆雨は厄介

・まず手袋が濡れてグリップが滑る。革が濡れると結構滑るのだ。

タオルで水気を拭き取って打つが、それでも滑る。

かといって素手で振るのはクラブが手からすっぽ抜けそうで、力が入らない。

・またボールを打った後、ボールの行方を追えない。

フェアウェいに落ちたはずのボールも往々にして見つからず、ロストボールになる。

フェアウェイでも地面が緩んでおり、そこにもぐりこんだボールを見つけるのは容易ではない。

・バンカーに入ったボールも難しい。

バンカーには水が溜まっているからだ。ボールは動かせない。

・おもしろい発見もあった。

グリーエッジのラフに止まったボールをパターでピンを狙ったところ、濡れた草、水が薄く張られたようなグリーンの上を、球がスルスルスルとかなり遠くへ行ってしまった。

どういうことだろう。

水上スキーのように、低い摩擦で上滑りするからか。

別のホールでもう一度パターを使ったところ、結果は同じだった。

何でそうなるの!

よく分からない。

・極めつけは、グリーンに降った雨がはけず、雨に浸されたグリーン上でのパット。

長さは10ヤード。

強めに打つことは分かるが、どれくらいの強さで打てばよいのか力加減の見当がつかない。

しかし水の抵抗があるので強めに打つに越したことはない。

強めに打ってみた。かなり強めに。

するとボールは最初、観覧車のような大きな円輪の水しぶきをあげながら3ヤードほどピン方向に向かうが、急ブレーキがかかり、カップのはるか手前でぴたっと止まる。

セカンドパットも同じ結果に。

とてもスコアーにはならない。

◆割りが合わない雨のゴルフ

やはり雨のゴルフは止めた方が良さそうだ。

家族孝行できなことを胸の内で詫びつつ、安くないプレーフィーを払い、まる1日時間を費やす。

これで風邪をひきでもしたら・・・

(学23期kz)

『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録』

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】

◆先に投稿しました「心臓病のS・I君の死」の続編です。
上記の著書はジャーナリストでノンフィクション作家の清武英利さんの作品です。
清武英利さんといえば読売巨人軍の球団代表を務められた方です。
熱烈な中日ファンの私は何度も東京ドームに足を運び、悔し涙を流したものです。
2011年の清武の乱でも有名な方です。

◆昭和25年生まれで同学年ですが、立命館大学経済学部出身の方で雲の上の方ですが、2020年8月にお願いし、Facebookのお友達になって頂きました。
アンチ巨人の急先鋒を告白しました。

◆この度、2024年2月文春文庫刊行の掲記作品が映画化され、6月14日(金)に大泉洋、菅野美穂主演で公開されることになり、多忙な毎日なので、私は著書は読んでいませんが、是非共、1時56分の映画を観たいと思います。

◆清武英利さんは「しんがり 山一證券 最後の12人」の著書でも有名な方です。(2013年11月講談社刊行)
(学22期 Y・Y)

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広島総会に参加して

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】  

◆山大近況

理事長、経済学部長、学長の話をもとに

「鳳陽会」という名称が経済卒業生だけでなく、山大同窓生全体の呼び方に変わってきたとのこと。何とも誇らしい。
また今年の初め米NYT紙でとりあげられた山口。

外国人も増えているようで、学生ボランティアが活動しているようだ。また、山大経済には観光学科ができている。大いに活躍してもらいたい。生きた素材だ。

昨今の経済学部の卒業生330名のうち、女性比率は4~5割に。

また、学業優秀賞を取るのはほとんどが女性とのこと。同窓会活動でも、女性の活躍が望まれる。

大学の機構改革では、経済の大学院の充実、県内大学との協力関係強化が進んでいるようだ。

◆広島全国総会

総会の参加者は160名ほど。
会場は岸田・バイデンの日米首脳会談が行われたRホテル。
とにかく若者が多く集った。40期以降の参加者が約半数。通常見慣れた同窓会の風景とはかなり異なり、会場は若やいでいた。

支部の柱となるビッグカンパニーが招集をかけたとの噂とあるが、若者もよく応じてくれた。

懇親会では参加者名簿一覧に、参加者の名前とテーブル番号が記されており、誰がどのテーブルにいるか一目でわかる。

当日、懐かしい方、会いたかった方、初めての方、多くの方と乾杯できた。

◆学生紹介
〈3年生Uさん〉
2年の時に公認会計士の、短答式に受かり、3年時、論文試験に受かったという。
出身はいうと奈良だという。

なぜ奈良から山大に来たのか?
公認会計士受験へ向けた学習環境が整っているためだという。

そういえば、この3月で退官された山下訓。職業会計人コースではかなり貢献されたのだろう。

〈2年生F君〉
「しる職」。小学生向け職業紹介イベント。

小さいうちから職を知ってもらおうという活動を熱心にやっているという。

近く、東京支部のホームページに投稿してもらいたいものだ。

◆広島の街では

総会前夜の金曜日、とうか(稲荷)まつり、別名浴衣まつりをやっていた。広島では浴衣着始めの祭りだという。

街には浴衣姿があちらこちらに。
カープの大瀨良投手が地元マツダスタジアムでノーヒットノーランを決めたこともあり、街が盛り上がり、多くの人が街に繰り出していた。

(経済学部卒 飯野進 仮名)

谷澤学長挨拶

タイ訪問時の仏暦2567年5月22日は、ブッタの誕生日

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】

 タイ族が11世紀頃に現在のタイの土地へ中国雲南省から南下して来た民族移住の時代は、当時 タイ族はピー信仰(精霊信仰)を享受していましたが、上座部仏教 が最大の勢力を持つ宗教として成立するのはラームカムヘーン王(在位・西暦1279年 – 1300年)の時代であります。

後に王に即位したリタイ王(在位西暦1347年 – 1368年)は、衰えて行くスコータイ王朝を仏教思想で立て直そうと、タイ族の君主として初めて出家を行い、タンマラーチャー(仏法王)と名乗りました。  これは日本の奈良時代、東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏)を建てることで、天皇の仏教権威を高める鎮護国家で国政を安定化しようとした聖武天皇と似ています。

リタイの出家、およびタンマラーチャーの思想は、王権を高める上で非常に有利であったためアユタヤ王朝、ラーンナータイ王朝などの周辺諸王国に伝播して いきました。

さらに、この出家の習慣は、初期の頃は王が行っていましたが、後には民衆にも伝播し、タイ族の男子は成人すると必ず出家するというのが暗黙の義務になって いました。

また、タイ国の祝日で仏教関連の祝日が5日あり、アルコールの販売禁止日(禁酒日)になります。

ところで当方、西暦2024年(タイ歴2567年)5月20日から26日まで渡タイしました。

仏教関連の祝日の一つで 5月22日がブッタの誕生日 仏誕節 (ウィサーカブーチャー)でした。それは、ブッタの誕生と悟り、入滅(煩悩が消えた状態)を記念する日です。タイの仏教行事の中で最も重要な日とされ、 毎年陰暦の6月満月の日にお祝いします(今年は5月22日)。

仏誕節は様々な国で行われ、形式は異なるものの一般的にはウエーサーカ祭と呼ばれています。この日は宗派 (日本の大乗仏教、上座部仏教)を問わずお祝いします。

当日は、信仰深い仏教徒は家族全員で寺院に行き、善行を積む行い(タンブン)をします。また夕方頃から寺院には参拝者が訪れ、お経を唱えながら 本堂や礼拝堂を三周する儀式「ウィアンテイアン」が行われます。

三周する理由は、三宝(仏、法、僧)を意味し、一周するごとにそれぞれの宝を想い お経を唱えます。王室寺院以外の寺院であればどこでも参加できます。

当方も駐在時、バンコクの寺院にお参りしました。 

(29期K.Y.)

バンコクのホテル内レストランのフルーツブッフェ

空手哀歌 NO.6 卒その後(海外修業編)

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】  

 私は山口大学経済学部を卒業、東京の商社に入社しました。

入社後も空手修行を続けたのです。

◆米国 ワシントン空手協会

商社の仕事辞めて故郷の北九州に帰ろうと思ったのに、何故か、ズルズル、東京に。

30歳。アラスカの魚業務で、米国ワシントン州(太平洋岸)の都市、シアトルに約2年。

現地は宣伝上手なテッコンドーがブーム、見学行ったが、空手のコピーで

型が見苦しい。つまんない。

アパートの近くに地味な空手道場見つけ、行きました。

優しそうな紳士の米国人がまるっきり日本スタイルで稽古、いい感じ。

稽古したい、と言うと

「今、ボスが公園にデモンストレーション行ってる。帰るまで待ってて」

しばらくして、顔にバンドエイド貼ったワシントン州チャンプの凄いのが帰ってきました。

「本部に日本語出来る先生いるから、そっちへ行きな。」

2000ドルで買ったボロ車で即本部へ。

協会長はポーランド人で、奥さんは日本人。本部師範はハワイ日系人で

全米トップになってます。

「暴力は振るいません。何があっても訴えません。料金これこれ。

違約罰金これこれ。」

流石、米国契約社会、サインして入門しました。

流派が違うので白帯つけて、初心者の顔して、舐めてかかる金髪色帯を蹴り飛ばしてストレス解消。

中には、これが同じ人類かと思われる、ゴリラみたいな男性もいます。

仕事に支障あるといけないのでフリースパリングは遠慮しました。

◆メキシコにて

その後何度かメキシコへ。危険度高い貧しい港町。

しょっちゅう行ってた港のバーで、日本船船員がホールドアップ、身ぐるみ

はがされ、泣いてることもありました。

私は、現地の人も負けるくらいのボロを着ており、海岸で石を割って見せたり、仕事仲間が吹聴、噂してくれてたので無事でした。

ある日、仕事場に娘が来て、いった。

「噂聞いたが、空手を教えて。」

町にはソフィアローレンみたいのもいましたが、この娘は私の倍ぐらいありそうです。

「プッシュアップ(腕立て伏せ)30回出来たらね」と丁寧にお断りした。

そのつもりでしたが、数日してまた来て「出来たよ」

止む無くご指導。

仲間も笑っています。

それから帰国。

静岡、自宅の神奈川でも爺空手を続け、何とか杖なしで歩いています。

(山口大学経済学部卒業 N)

心臓病のS・I君の死

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年6月 トピックス】  

◆S・I君は私が小学校6年生の時、同じ小学校の1年生であった。
(当時、広島市郊外の安佐郡内の町立小学校)
昼食時に小学校の高学年は低学年の給食当番をし、I君のクラスに行って話しかけることがあった。
それ以来、家は近所ではなかったが、私はこのI君をことあるごとに可愛がり、励ました。

◆I君は生まれつき心臓に障害がある子で、発声が思うように行かず、体育の時間も無理が出来なかった。
運動会で走っても大抵ビリであった記憶があるが、鮮明ではない。
詳しい病名は聞かなかったが難病であることは確かだった。
結構、身体が丈夫でないので虐められたのか、泣いていることが多かった。

◆私は小学校を卒業し、5年が過ぎた高校2年生の夏に、自宅で購読していたA新聞の地方版でI君が地元の広島大学病院で心臓の手術を受けるということが、報じられ知った。
彼は、広島市の中心部の平和公園南の萬象園近くの小学校に転校していたが、広島大学病院に手術前に見舞いに駆けつけ再会し、ご両親や担任の先生にもお会いした。

◆その数日後の暑い夏の日、お父様から訃報の電報をいただいた。
葬儀でご両親はSは頑張ったが、体力がなかったようですとひとりっ子を亡くされ肩を落とされた。

◆あれから56年が経つ。
一度、故郷広島のご両親を訪ね、私が生きているうちにI君の墓参りをしてやりたいと思っていましたが、実現していません。
【続く】
(学22期 Y・Y)

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