鳳陽会東京支部
【2026年4月トピックス】
岡山支部 岡山Bさんからの投稿
◆自分がまだ30代の頃、ある会社で係長に成りたての頃だったと記憶する。
子会社にいた営業部長から酒の席で声を掛けられた。
その方は、その後本社に戻り、常務取締役営業本部長となられた人。
記憶に残る、それなりに重い言葉であった。
◆社歴、年齢を重ねる中で、その言葉の持っていた重さに気付くこととなる。
その趣旨は、全幅の信頼を置ける部下を持たないと次の大きなステージで自由に活躍する
ことは難しい。そして、自分の全てをさらけ出すことも肝要である。
人にはオールマイティーな方はいるかもしれない。しかし、大概多くの人は得手・不得手を
持ち合わせているものだ。得手はさらに高め、深め、不得手は時には人の力を得て、借りて
でも乗り越えないといけないと言う場面があるという教えに通じるようだ。
そして、部下に素直に弱みも見せることの出来る、そんな人格も持った人間でないと・・・
◆「肝胆相照らす(かんたんあいてらす)」と漢語にある。
お互いに心の底を打ち明け、真心を隠さず親しく交わることを意味する。肝臓と胆嚢、体
の深部にある臓器、お互いの誠実さを見せ合う信頼の深い関係のことを言うようだ。
塩塚さんを中心とする交流の中で、この「肝胆相照らす(かんたんあいてらす)」の関係
を見た。
松永支部長、塩塚事務局長体制、それを引き継いだ塩塚支部長、葛見事務局長体制の
関係かも知れないとも思う。
◆「君には自分の机の鍵を預けれる部下はいるか?」
「はい、います!」既に鍵は預けることは出来る部下がいたとしても、コンプライアンスも言われる昨今のご時世でいくと・・・
「そうは言いながら、正しく互いに牽制しあう緊張感も持ち合わせている関係でいます」と申し添えておかないといけないかもしれない。
20代半ば頃、経理の仕事を担当していた時の事だ。10年選手になっていた先輩から朱肉を使わず、何度も連続で押印できる先輩名の印鑑を預かったことがある。
先輩が言うには「自分は営業所の会計伝票の検票と言う仕事を持っている。あんたの勉強の
ために、自分のところに送られてくる営業所の会計伝票はあんたの仕事として見てみぃ。
そして、検印欄には僕の印鑑を押すんだよ。少しでも疑問に思ったり、分からないことがあった時は、自
分の席に来て、問い合わせが済んだ後、押印するんだよ」
◆今は昔の話だが、コンプライアンスが絶対必須の時代でなく、新人育成にも大らかな時代。
机の鍵は預からなかったが、何度も連続で押印できる先輩名の印鑑は預かった。
営業所の経理の仕事を覚えるには良い機会を得た。
博多と言う地で、よく遊び、よく遊び、少しづつ仕事を覚えさせてもらった。
(岡山B)
