本年度卒業 安波優樹さん 東京支部総会懇親会に出席しての感想

 皆様こんにちは。
 大学67期の安波と申します。
 先日は鳳陽会東京支部総会にお招きいただき、誠にありがとうございました。
 今年の春に山口大学を卒業し働き始めた私にとって、東京にも多くの先輩方がいらっしゃることを知り、どこか安心感を覚えました。
 しかしながら、総会に出席している同世代の少なさには驚きました。私は大学時代の同期2人と参加したのですが、参加者の名簿を拝見すると、私たちの1つ上の期はなんと20期近く離れていました。総会の中では、多くの方々が若い世代の参加者が少ないことを問題視されていましたが、誤解を恐れずに申し上げると、私は今後もこの現状は間違いなく続くと思います。理由は、若い世代の参加率を増加させるための具体的な施策が行われていないからです。
 私の記憶に残る限りでは、卒業記念パーティの際に総会参加へのお声掛けを直接いただいたのみです。会報やホームページの発行・運営も行われているようですが、私の多くは友人は見たことがないと話していました。
 では、どうすればよいか。それは、若い世代の目線から総会に参加するメリット・必要性を考え、彼らに伝達することです。例えば、総会に参加することで、交友関係が広くなる(まずは同世代から)環境をつくることです。
 そのために各期の経済学部の中心的な人物に早いうちから声をかけ、その友人を呼んでもらうようにする。他にもゼミや部活動などの同窓会は、毎年総会後に開催するようお願いをして、総会から同窓会開催の流れを当たり前にする
ことができれば、ゼミ、部活の繋がりで参加者も増えるのではないでしょうか。 そのために教授や部活動の顧問に協力してもらうこともできると思います。
 またその次の段階として、参加者に総会後に来年も参加したいと思わせることです。私が総会に参加してみた感想としては、若い世代には少しハードルが高いのではないかと感じました。先輩方の中には気さくに話しかけてくださり、その後お食事にまで連れて行っていただきました。
 しかし、総会中はというと、すでに同期でグループができており、若手の居場所がなく、どのように過ごせばよいかわかりませんでした。
積極的に先輩方に話かければ解決する話なのですが、社会人1年目には勇気のいることですし、誰もがそれをできるわけではありません。
 そこで、先輩方には気軽に話しかけられるような雰囲気づくりや、「我々を利用してくれ!」くらいの心意気で接していただければ、若手も鳳陽会は仕事にも人生においても学べる場所、これを活かさない手はないとメリット・必要性を感じ、再び参加したくなると思います。
 何人かの先輩方が、総会に参加しない若者はもったいないと話されていました。確かに現在の山大生は先輩方の時代ほど、たくましく、優秀な学生は少ないと思います。しかしながら、学生・若者には参加するメリット・必要性がわからないのです。この問題に関して嘆くだけではなく、こちらから提示してあげることによってはじめて若者の参加率が増えるのだと思います。
 私も鳳陽会の同世代が少ないことは悲しいため、盛り上げていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い致します。どうか先輩方、これからの鳳陽会のために一肌脱いでいただけないでしょうか。私もできることがあればご協力します。
 拙い文書でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

大学67期 安波優樹