北九州フェリー旅

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2024年9月 トピックス】  

             

9月、フェリーで北九州に向かった。

ふるさと、八幡へ帰る旅。

横須賀港から乗船する。

出航は午後11時45分。

初めてのフェリー旅だ。車で早めに乗船場に到着した。

晩御飯は横須賀名物、海軍カレー。うまい。

どうやって車で乗船するのか。一抹の不安があった。

乗船時間が迫ってくる。岸壁から船に橋が架けられた。

自分で車を運転して橋を渡り、車庫に駐車した。

船内の寝室に荷物を置き、浴場に行く。

なんと、露天風呂があった。

星空を見上げる。海風が心地よい。星座を探す。うっすら白い流れ。銀河だろうか。

さっぱりしてベッドにもぐりこんだ。

翌朝は晴れ。

甲板に出る。遠くに紀伊半島。そして四国が見える。

レストランで海を眺めながら昼食。門司港焼きカレーをいただく。

食後は昼寝。そして読書。持参した異彩の軍人、石原莞爾の伝記を熟読する。

夕方。再び、甲板へ。

大分県の国東半島が見える。

見事な夕焼け。赤い夕陽が沈んでいく。

吉田拓郎の名曲「落陽」を歌う。

午後9時。新門司港に到着。

1泊2日。船の旅。

ゆったりした時間が流れていた。

贅沢な旅であった。

 (鳳陽会東京支部 S)

One thought on “北九州フェリー旅

  1. 東京支部 Sさん「北九州フェリー旅」を楽しく懐かしく拝読させて頂きました。実は私も約20年前に同じような経験をしたのです。私の場合はオーシャン東九フェリーで東京晴海ふ頭19:00発のカーフェリーでした。実は退職後に勤務地の東京から山口県宇部市へのUターンを決め、翌年の4月上旬、車に必要な荷物を積み込み2泊3日の船旅でした。私の場合は徳島港へ寄港するので1泊余計にかかったのでしょう。その折、一抹の淋しさを感じつつも東京湾の工場群の夜景を眺めその素晴らしさで気を晴らしたことを今でも覚えています。船旅は穏やかな波が眩いほどの光を浴びる風景、そして夜空の流星群を眺めながらとのんびりとした中で心新たにする船旅でした。新門司港には3日目の早朝5時ごろに到着。そこから一路宇部へ車を走らせる。今となっては懐かしい思い出です。(宇部山陽小野田支部 MYZ)

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