お見合い雑感(結婚は歩いて来ない)
◆お見合いの仲介人をしていて一番困ることは、設定の時間に遅れて来られることである。
2004年だったか、会社時代の後輩で友人でもあるM氏の青山での見合いの場に立ち会ったが、男性には少し早めにきてもらうことにしていたが、約束の時間になっても姿が見えない。
本人は、携帯電話を持たない主義の人だから、こちらからは連絡の取りようがなかったが、公衆電話から連絡が入り、電車の乗り換えの間違いをし、中目黒にいるという。
結局、女性を10分程度待たせることになった。
◆まだ若かりし頃、会社の女性を中学時代の友人に紹介しようとしたことがあったが、市役所勤務の友人が1時間近く待ち合わせ時間に遅れ、女性と会った時は時すでに遅しで、しらけ鳥が飛んでいて、女性の気持ちはすっかり切れていた。
いくら仕事が長引いたとはいえ、お互いの相性がいいと思って紹介しても、これでは土俵に上がる前から勝負があったも同然である。
男性の私からしても、仕事と見合いとどっちが大事かと言いたくなる。
◆私はサラリーマン時代の上司だった人が、約束の時間には非常に厳しい人で鍛えられた。
人を待たせることは、その人の大切な時間を奪うことになり、失礼になるという考えの人であった。
仕事の提出日限も同様でした。
そのこともあり、本社勤務時代には通勤ラッシュを避ける意味もあったが、一時間前には出勤し、社員食堂で食事を取り、遅くとも30分前には職場に入って、仕事の段取りをしていた。
人との待ち合わせ時間に遅れることなどまずありえない。
大体、大事な人との待ち合わせ時間には一時間前には行くし、普通でも30分前に到着して待つことにしている。
◆若かりし頃の自分の見合いの時など、必ず一時間前には到着し、場所の確認、会場周辺の喫茶店等のチェックをする。
そして女性の履歴を再確認し、会話の展開まで予想し、緊張している自分の気持ちを落ち着かせるが、そこ迄準備万端、段取りをしてもうまくいかなかったのである。(笑)
相性であるから、どうこうなる問題でもないと思うが、男性には、女性を待つ姿勢が大切であることは間違いないと思うがどうであろうか。
女性が約束の時間の10分前に到着したら、男性が30分前から待っていたとなるとそれだけでも嬉しいのではと思うが、現実は限りなく厳しい。
追記)
先日の長州歴史ウォークでは参加者の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけして申し訳ありません。
日頃の仕事の緊張感から解放されてリラックスし過ぎて、想像力が欠如していました。
最悪、事故に巻き込まれたり、今流行りの闇バイト等に巻き込まれたのではと心配されるのは当然で、後でN氏から詳細をお聞きし、戦慄が走り、恥じ入りました。
🙇💦💦
(学22期Y・Y)
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