山の思い出

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年5月 トピックス】

岡山支部岡山Bさんが投稿されていましたので、私も投稿したくなりました。

(学22期 Y・Y)

(2020年8月10日Facebook過去投稿分より)

◆今日は山の日でしたが、平日の祭日で出勤でした。
生まれ育った広島市の町内に標高410.5メートルの武田山があり、小中学生の頃に2度程登りました。
356メートルの宗箇山(三滝山)には1度登りました。

◆時が経ち、30代半ばに丹沢に3度、大山に2度、仏果山、高尾山に1度登りました。
丹沢にはスイスイと登り降りし、子供の頃から斜面が得意な自分は山登り名人かと思う程でした。
その後、富士山にも1度だけ登りましたが、山小屋で1泊しましたが、高山病の頭痛に悩まされました。
下山は膝ががくがくしました。

◆その後、広島に転勤となり、40代前半に社外の平均年齢60歳の山登り会に入り、広島県内の山や四国の剣山等を月1回程度散策しました。
40代前半は若手の部類でした。
25年が経過し、お世話になった大先輩も判っているだけでも何人か既に亡くなられています。

追記)
写真2列目左の丸々と太っているのが私で、当時80kg位の体重でした。
(学22期 Y・Y)(会社法、永倉ゼミ)
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トランプ劇場に思う 雑感その② CEA委員長

トランプ劇場に思う 雑感その② CEA委員長

◆歴代委員長

これまでCEA(米大統領経済諮問委員会)委員長といえば、時の大統領の重量級のアドバイザーで実力十分の有名大学教授がその任を負うのが相場だった。

歴代の委員長を辿ると、グリーンスパン、フェルドシュタイン、スティグリッツ、イエレン、ハバート、マンキュー、バーナンキなど学識豊かで、後の政権の重要経済閣僚やFRB(米・中銀)総裁となる人物が務めてきた。

◆トランプの策

米国製造業の復活、米国の黄金期を取り戻すとする今回のトランプ劇場。

自由貿易の盟主だったはずの米国。その大統領が、自国の貿易赤字を減らすため、世界各国を相手に大掛かりな関税を引き上げ、さらにはドル高の是正で、貿易赤字の解消目指す都市、就任演説で「MAGA」を実現する米国の解放記念日とする演説を行った。

米国を偉大にするどころか、真逆のことが起きかねない。

自由貿易を破壊し、中国の台頭、国力の逆転を許し、自国の民からも、共和党内からもブーイングが出始めた。

こうした筋悪の政策に対して、誰かがチェックしないのか。なぜできないのか。

そもそも貿易赤字の解消を目指すというのが筋悪だ。

◆委員長はどこに

かつてはこうした筋悪シナリオのおさめ役がCEA委員長のはずだった。

CEA委員長は何をしているのか・・・というのが私の疑問だったが、何が、何が、スティーブン・ミランなる人物が委員長を務めており、トランプ政策の筋書きを描いているとされる。

ハーバードで経済学博士号を取ったものの、大学には残らなかった。30歳代にして、ヘッジファンドのストラテジストという肩書。

唸りたくなる。

世間の知名度も高くない。マーケット関係者の間でも「初めて聞く名前」との声も多い。

米国の大学では左傾化が進んでいるとされ、ハーバード大のサマーズ学長が辞任に追い込まれるといったことなどもあり、ミラン君も大学で生き残れないと考えて、違う道を選んだのかもしれない。

しかし、どう考えても矛盾の多い政策シナリオだ。

経済学者からも、「論理破綻している」、「政策ツール間の整合性が取れていない」、「未熟な政策」として批判が殺到しており、賛意を表明した学者は見当たらない。

こうした中、米を含め各国の株価は債権ショック以降、回復を続けており、マーケットは、政策の破綻を織り込んでいるのかもしれない。

CEAの委員長には目付役、いや大目付役も要る。

(学23期kz)

「60だい」の壁、「80だい」の壁

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年4月 トピックス】

岡山支部 岡山Bさんの投稿

◆世間で好評を博した本に「バカの壁」がある。相対する二者には越えられない壁…

初春の山行にも、「60だい」の壁、「80だい」の壁がある。

◆では、迷い、遭難に繋がることさえある。

では、壁とは何か? 

中国地方の低山(800m級)、残雪の残る山。

遠方から見ると、雪が山にあるようには決して思えない。しかし、実際山に入ってみると、通路となるところ、また木の根っこ部には残雪がある。

低山の山登りを仲間と雪渓を踏みながら、隊列を組んで登っていくと前述の壁にぶち当たる。いや、正確に言うとその壁で落ちる。

60kg台の体重の人が何ら問題なく通過したあとを頼りに、80kg台(言い訳がましくなるが、正確には限りなく80代に近い79.5kg)の自分は残雪の深みに嵌まり込む。40cm位のところもあれば、もう少し深みの60cm位のところに嵌まり込むことにもなる。

これは当人にとっては、決して笑えない体重の「壁」である。(笑)

◆会社生活の中で積み上げた貫禄と言うのか?少々溜め込んだ重さ、80kgは80kg!その上、アラ還の辺りから自分の健康問題も含め、体重の針はやけに気になる。(学生時代は60kg台前半…)

◆山行においては、自分の歩むべき道は前者の登攀の跡は道標になるが、それが自分の歩むべき道とは限らない。

廻りの環境、自分の状況がある…

人の生き方においては、最も相応しい道は、自分で見出す道となる。時に積極的な挑戦や、はたまた、廻り道、寄り道もしながら。

旧仙崎村出身の金子みすゞは言う。「みんなちがって、みんないい」(詩:「わたしと小鳥と鈴と」の結語より)

(再掲)令和7年度鳳陽会東京支部・通常(全国)総会のご案内

開催日 2025年5月24日(土) 

会場    アルカディア市ヶ谷(私学会館)
      東京都千代田区九段北4-2-25
      TEL:03-3261-9921

15:00 受付開始(円卓・着席)

15:40 東京支部総会

16:00 通常(全国)総会

17:00 懇親会

18:50 中締め

【申込み方法】

「鳳陽会東京支部」のホームページの「連絡・相談・問合せ」からお申し込みください。

【会費支払方法】

4月上旬に郵送する郵便局払込取扱票で5月19日(月)までに振り込みをお願いします。

当日、会場でもお支払いいただけます。

(事務局)

お見合い雑感(ゴールデンウィークが来ると胸が痛む)

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年4月 トピックス】

(学22期 Y・Y)

◆昔、同じ職場だったことのある後輩の女性を後輩のMさんに紹介したことがあります。
容姿端麗で性格も抜群の才女であった。
12月の寒いある日、横浜駅西口の岡田屋モアーズの上のレストランで紹介に立ち会った。

◆すると後日、彼女から、いい人を紹介していただいたとお礼の電話があった。
私は、普段は自宅では一切、晩酌はしませんが、その時は、奮発して焼いた鯛を買ってきて、一人で、缶ビールで祝杯を上げた。
そして、酔った勢いで披露宴でのスピーチまで先走りして考えた。

◆その後、私の方で、1月のサントリーホールでのクラシックコンサートの招待券を用意したりして、二人は仲良く会場に顔を見せ、順調に交際は進んでいるように見えた。

◆ところが、忘れもしないゴールデンウィークの真っ只中であったが、彼女から電話が入り、涙声であった。
「折角、紹介していただいたのですが。。。」
私は理由も聞かずに了解という以外にはなかった。

◆あとで、後輩のMさんに伝えると、ある日、デートに誘ったら、人形の供養の予定があるといわれ、こりゃあ駄目だと観念したらしい。(笑)
彼の言い分は生身の人間と人形とどっちが大事かということであった。(笑)
デートでみなとみらいに行った時に彼女はキティちゃんに興味があり、お店の前で立ち止まっていたようだが、彼はキティちゃんを買って上げるでもなく、先を急いだという。
そんな時は、キティちゃんを買ってあげるのですよとアドバイスしたのだが・・・
紹介者の私としては、縁がなかったというか、価値観の違いというしかない。(笑)

◆あれから、27回目のゴールデンウィークを迎えた。
彼女は、既に二児の母となり、私の後輩のMさんも結婚し、お見合い放浪記に終止符を打ったようだ。
(学22期 Y・Y)(会社法、永倉ゼミ)
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1970年代 青春の下宿①

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年4月 トピックス】

1970年代 青春の下宿①

 1970年代、私は山口大学経済学部に入学した。山口市亀山の近くに建つ鳳陽寮・北寮に入寮。蛮カラの伝統が色濃く残る寮で2年間暮らした。

  

◇県庁近くの下宿へ

 3年生になった春。私は鳳陽寮を出て、県庁に近い下宿に引っ越した。

 理由がある。

 この下宿には2歳年上のH先輩(文理学部)が暮らしていた。

見識のある、親分肌の先輩だった。

私は鳳陽寮にいたころから、しばしば、H先輩の下宿を訪れていた。

 この下宿は趣(おもむき)がある。

県庁と山口大神宮の間の清閑な住宅地の一角。屋敷は塀に囲まれている。武家のようなりっぱな門が建つ。

門をくぐる。敷地内に木造2階建て(4部屋)の下宿。1階の部屋には簡素なベランダがある。その先は四季折々の花が咲く庭が広がる。

 私はたいそう、気に入った。

 H先輩に頼み込んだ。

 「先輩が大学を卒業して下宿を出たら、すぐ、僕が入ります」

 先輩の口添えで大家のおばさんと会い、予約していた。

 この女性はいつもきりっとした表情を浮かべ、毅然としていた。武家の血筋ではないかと思われる。

 大家の表札には「S」とされている。

 長州藩士の姓に同じ「S」家がある。おそらく「S」一族であろう。

◇下宿で安眠する

 下宿は1階の6畳一間(だったと思う)。家具はベッドと机、本棚(いずれもH先輩のおさがり)。

ベランダには椅子とテーブルを置いてある。

 冷蔵庫や電熱器などを買いそろえ、下宿暮らしが始まった。

 下宿の一番、いいところは夜、安眠できることだ。

 寮ではしょっちゅう、寮生が私の部屋に押しかけてくる。

激しく議論する。政治、人生、恋愛、文学・・・。

ギターを弾き、歌う。そして酒盛り。

深夜、寮生が帰ってようやく、布団にもぐりこむ。

すると、遠くから「ストーム」、「ストーム」の叫び声が聞こえてくるではないか。

南寮、中寮などがコンパのあと、盛大にやる公式ストームではない。

寮生が酒に酔った勢いで各部屋を回る個人ストームだ。

受ける方は身を正して待ち構えなくてはならない。

ただちに布団をたたみ、正座してストームの寮生を迎え入れる。

酔った寮生が腰に手を当て、背をそらして大声で名乗る

「山口県立○○高校出身。医学部1年、○○ 〇」

私も正座したまま応じる。

 「福岡県立八幡中央高校出身。花の経済学部1年 ○○ 〇」

※注 ここで「花の」と美祢をつけるのは経済学部生に限られていた。

相手は酔漢だ。別に深い話をするわけでもない。

寮生は早々に立ち去り、隣の部屋に去っていく。

 やれやれ、寝るか。

 

 ようやく眠りにつこうとすると、また、聞こえてくるではないか。

 「ストーム」「ストーム」・・・。

 下宿にはストームがない。

夜、静かに眠りについた。

深い眠り。

 【続く】

 (鳳陽会東京支部 S) 

山口県庁

逆境下の文教施策 毛利の殿様 その6

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年4月 トピックス】

◆防長教育会

厳しい中学校経営を支援するため明治17(1884)年設立。

先に述べた学校経営の窮状は長州藩最後の藩主毛利元徳公の耳に入っていたようで、元徳は外相などを歴任した井上馨に帰郷した際、県内の学業事情を視察・報告してほしいと依頼。

井上馨が、特に県内の中学校経営の窮状を元徳公に報告すると、「故国山口県の学事をこのように放置するのは忍びない」として元徳公が10万円を寄付。これに政官界、実業界、県内の有志が賛同、防長教育会が発足した。

防長教育会は5中学の整備事業に着手する。

これには窮乏士族を救済する意味もあったとされる。

さらには明治19(1886)年、県立から官立山口高等中学に移行した学校運営費を全額負担した。

また育英事業も行われている。

明治19(1886)年には1府県1中学校とし、全国を5学区に分け、高等中学を1学区に1校設置することとされた。

(ナンバースクール)

山口は近畿・中四国と共に第3学区の京都に属した。

しかし、ここで山口は特例で「官立山口高等中学」の設置に向かう。

防長育英会が学校運営に充てる多額の寄付を毎年行うことを決めたのだ。

◆このように、山口では鹿児島・島津家と共に、毛利家が多額に寄付をしたことでナンバースクールではない特例的な高等中学校となった。

明治27(1894)年には「官立山口高等中学」が「官立山口高等学校」(旧旧山高)に名称替えとなる。

このように毛利家は節目、節目で、長州・山口の文教に密接にかかわっている。

(学23期kz)

毛利元徳公

井上馨侯爵

吉野弘さんの詩

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年4月 トピックス】

岡山支部 岡山Bさんの投稿

ある番組で紹介されていた吉野弘さんの詩
自戒を深く、深く込めて、結婚が始まる時のみならず40年を数年後に迎える、初老夫婦にもその功徳はありそうです 夫婦間だけでなく、他にも…
頭を垂れて味あうべし(笑) あな畏(かしこ)、あな畏

「祝婚歌」  吉野 弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい
立派すぎることは長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだとうそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかがふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったり ゆたかに 光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら生きていることのなつかしさにふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ胸が熱くなるのか

黙っていても二人にはわかるのであってほしい
          詩集より

(岡山B)

ゴールデンウィーク山口関連情報

ゴールデンウィークを迎え、山口関連の情報をお届けします。

以下の出典は「NPOふるさと山口経営者フォーラム」作成による

「ふるさと山口通信」です(転載了承済)。

是非ご活用ください。

(鳳陽会東京支部 事務局)

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   ■□■ ふるさと山口通信vol.193(4月25日号) ■□■
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みなさん、こんにちは!

ゴールデンウイークがやってきました。
みなさんのご予定はいかがですか?

山口県観光サイト「おいでませ山口へ」では、県内のおでかけおすすめ情報を特集。
連休中、山口へ帰省を予定されている方はぜひ参考にしてください!

■おいでませ山口へ
2025年ゴールデンウィーク 山口県お出かけおすすめ情報!
https://yamaguchi-tourism.jp/feature/detail_228.html

多彩なイベントや思いっきり楽しめるスポット、グルメなど情報満載です!

さて、今月は観光周遊バス「ふくの旅、山口号」や、やまぐち農業施設バンクサイト「アグリレー」、「おいでませ山口館」の「山口うまいものフェア」などの情報をご紹介します☆彡

┏━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1]【日帰りバスの旅】観光周遊バス「ふくの旅、山口号」が運行スタート!
[2]【山口の農家を応援】やまぐち農業施設バンクサイト「アグリレー」が開設!
[3]【きらら博記念公園】4月25日に中国地方最大級のフラワーガーデンがオープン!
[4]【おいでませ山口館】4月30日(水)まで「山口うまいものフェア」が開催中!
[5]【移住関連情報】大都市圏からの移住・就職、大学生・大学生の移住・就職を応援!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[1]【日帰りバスの旅】観光周遊バス「ふくの旅、山口号」が運行スタート!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

4月26日より、観光周遊バス「ふくの旅、山口号」の運行がスタートします。
世界が注目する絶景橋「角島大橋」と、赤い鳥居が連なる「元乃隅神社」を巡る日帰り旅です。

■「ふくの旅、山口号」〜山口2大絶景を巡る〜
●運行日:
・令和7年4月26日(土)〜令和8年3月29日(日)の土日祝
・令和7年7月25日(金)〜12月26日(金)の金曜
※令和7年12月27日(土)から令和8年1月4日(日)を除く
●販売方法:
1)専用サイトによるオンライン申込
・基本の日帰り:往路
https://widgets.bokun.io/online-sales/22a5f573-915c-47b5-8375-e1c5476af874/experience/844736
・復路のみ
https://widgets.bokun.io/online-sales/22a5f573-915c-47b5-8375-e1c5476af874/experience/1003747
※(株)JTBが運営する予約管理システム
2)電話による申込み
(株)JTB山口支店 083-976-2307 ※平日9時30分〜17時30分
●運行コースおよび料金
1)満喫コース(通常期)※最繁忙期を除く運行日
大人1人7,500円〜9,800円(子ども料金は半額)
※時期によって変動 ※バス代・食事代を含む ※乗車・下車場所によって異なる
2)ハイライトコース(最繁忙期)
大人1人9,800円(子ども料金は半額)
※渋滞が予想される最繁忙期はコース別設定 ※バス代のみ ※下車場所によって異なる
●乗車特典:
1)早期予約特典/「ふくだるま」キーホルダーをプレゼント
2)立ち寄り周辺施設での特典サービスの実施(乗車日から2日間に限り有効)
参考URL: https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/92/299439.html
●運行事業者:(株)JTB山口支店

山口県の人気スポットをバスで巡る日帰りコースです!
満喫コース(通常期)は山口名物「瓦そば」が楽しめるランチ付きです♪

↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓
https://yamaguchi-tourism.jp/event/detail_17731.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[2]【山口の農家を応援】やまぐち農業施設バンクサイト「アグリレー」が開設!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

山口県の新規就農者の初期投資や営農拡大を志す既存農業者の投資を軽減するため、山口県内の遊休農業施設情報を掲載するwebサイト「アグリレー」が開設されました。

■やまぐち農業施設バンクサイト「アグリレー」
●URL:https://nounokeikatsu.com/agurelay/
●問合せ:(公財)やまぐち農林振興公社 0835-28-7598

使われていない農業施設と、新規就農者・既存農業者とのマッチングを図るサイトです!
山口県へ移住就農をお考えの方にぜひご案内ください♪

↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/299526.html

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[3]【きらら博記念公園】4月25日に中国地方最大級のフラワーガーデンがオープン!
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4月25日、山口市阿知須の山口きらら博記念公園に、中国地方最大級の規模となるフラワーガーデンがオープンします。

■山口きらら博記念公園フラワーガーデン
●広さ:約2.5ヘクタール
●花の種類:マリーゴールド、ナデシコ、バーベナ等 全11品目 約18万株

山口きらら博記念公園は、県内外から幅広い世代が集い、交流し、山口県の豊かさや住みよさを実感できる交流拠点を目指しています。
現在、一面の花の景色を眺めながら仕事ができるよう、新たなリモートワークスペースの整備も進めています。

中国地方最大級のフラワーガーデンにぜひ足をお運びください♪

↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓
https://www.kirara-memorial-park.jp/news/2025040700266/

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[4] 【おいでませ山口館】4月30日(水)まで「山口うまいものフェア」が開催中!
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日本橋にある首都圏アンテナショップ「おいでませ山口館」にて、4月30日(水)まで、
「山口うまいものフェア」が開催中です。
期間中、「地域商社やまぐち」が厳選した商品や、独自に開発した「やまぐち三ツ星セレクション」などが特別価格で提供されます。

■山口うまいものフェア
●期間:令和7年4月30日(水)まで
●営業時間:10時30分〜19時 ※最終日は15時まで
●場所:おいでませ山口館(東京都中央区日本橋2-3-4 日本橋プラザビル1階)
●商品(一例):
・山口和牛 きらめき 牛めしの具900円 (10%OFF)
・みどりや 見蘭牛・男の粗挽きハンバーグ 1,555円(10%OFF)
・柚子屋本店 柚子胡椒 701円(10%OFF) など

↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓
https://yamaguchi-kan.jp/post-652/

また、「萩・夏みかんミニフェア」も同時開催中です。
萩市の特産「夏みかん」を使ったマーマレードやドレッシング、夏みかん菓子などが10%OFFで提供されます。

↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓
https://www.facebook.com/oidemaseyamaguchikan/

この機会にぜひ山口の銘品をご堪能ください!
リニューアルされた「おいでませ山口館」webサイトのチェックもお忘れなく♪

↓↓↓「おいでませ山口館」webサイト↓↓↓
https://yamaguchi-kan.jp

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[5]【移住関連情報】大都市圏からの移住就業、大学生・大学院生の就職・移住を応援!
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山口県では、大都市圏から山口県へ移住就業された方、山口県に就職・移住する大学生・大学院生を対象とする支援制度を実施します。

■大都市圏から山口県へ移住就業される方(移住支援金)
↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/86/21177.html

■山口県へ就職・移住する大学生・大学院生(地方就職支援金)
↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/86/252130.html

山口県への移住・就職を応援する制度です! ぜひご活用ください♪

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回は2025年5月25日(金)に配信予定です。どうぞお楽しみに!
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配信停止をご希望の方は、お手数ではございますが
下記URLより送信いただけると幸いです。
https://submitmail.jp/FrontReaders/mail_edit/6241/1
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私たちが駆け抜けた時代を振り返る

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2025年4月 トピックス】

学23期・藤井千敏

 歴史の専門家でない私が理解する時代の変遷は、1975年大学を卒業した時点(年齢22歳)と退職した後高齢者としての2025年時点(年齢72歳)とを比較し、この間の50年に何が大きく変化したかを語るものです。

 1975年大学を卒業する時点で私が漠然と想像していた将来の時代イメージと2025年時点で認識する時代とは、およそ似ても似つかぬものになっているというのが結論であろうと思います。

 即ち、対象となる50年間に東西冷戦が終結し、画期的なこととして東西融合が進む中、米国の覇権が確固としてきたにもかかわらず、世界の一強である米国の地位が揺らぎ始めました。その機会を捉え世界で地政学的紛争が発生していきました。このような世界情勢の下、パックス・アメリカーナの終焉を我々は近未来に目撃することになるのでしょうか。そして、米国に代わる覇権国は誰になるのか。こうした将来像を予測しかねるのが現状ではないかと思います。

 1975年大学を卒業するまでに経験した経済危機としてオイル危機(石油価格高騰)がありましたが、国家の産業政策として重化学工業を基礎に依然として産業の高次化(サービス業)を図る目標を維持していたと思います。一方で「土地神話」と言われた土地価格の高騰と当該土地を担保に成り立っていた信用創造が破綻し、信用危機が1989年に顕在化しました。これを背景に日本における金融機関間での合併統合が進んだことはそれ以前にはおよそ想像されることのないことであったと思います。これを起点に後日「失われた30年」と言われる日本経済復興の空白期間が継続しました。

また、1980年代に向けIT(Information technology)が徐々に社会に広まり、国家の産業政策として情報産業を核に産業の高度化(サービス業)を目論む方向にあったのだと思います。

 政治的には、1989年ベルリンの壁崩壊前後を起点に東西冷戦(米国とソビエト)が終結し、「グローバリズム」という名のもとに経済的に東西融合が進む状況になりました。ネットで調査したところ、グローバリゼーション(グローバル化)は地球規模で経済、情報、人の交流や移動が行われる現象とされています。

グローバリズムの背景として、①第二次世界大戦後の資本主義や自由主義の広がり、②ソ連・東欧体制の崩壊(1991年)、③情報通信技術の高度化やインターネットの普及等があったと説明されていました。

 雇用面では、大学卒業生の産業への供給は、従来個別企業の各大学別就職枠を通じて調整されていましたが、2000年代に突入したころから大学卒業生の「エントリーシート」を通じた個別企業への就職活動へと変貌し、卒業大学よりは学生の個性や情熱が就職時の評価対象となる時代に移行していきました。また、このような就職戦線の変化は従来存在した大学卒業生の大都市への大量供給という流れから、副次的にしても地方大学卒業生が地方都市に就職先を求める流れを生み出したものと思われます。

 日本は産業の高度化を如何に成し遂げるかを示す「国家の計」に基づく具体的な戦略遂行を欠いたばかりに、世界レベルのIT化に乗り遅れてしまいました。日本はIT化を国家戦略として推進することに失敗したものの、主要な国内産業の一つである自動車産業が世界市場で健闘したため世界の中で一定の存在感を発揮することができました。なお、「国家の計」とは、国家の目標を達成するため国家のヒト・モノ・カネを重点分野に具体的に集中投入し、継続的にその成果を挙げることであります。

 一方、東西冷戦終結後の米国は、経済における一強としてグローバリズムを支えてきましたが、地政学的な安全保障の危機を解決するべく対応することで国力を徐々に落としてきました。米国は最早世界の警察官の役割を果たせないところまで来てしまいました。(2013年、当時米国の大統領だったオバマ氏は「米国は世界の警察官ではない」と語っています。)

 米国は産業の高度化をITテックの巨大企業を抱えその成長により世界のIT市場を席捲しIT等のサービス業で成功する一方、製造業では開発途上国から追い上げられ比較優位を持つ開発途上国へ産業が移転し、技術や特許で余程強固に守られていない限り米国を含む先進国の産業は徐々に開発途上国に移転させられたと思われます。米国の産業政策は産業の高度化に適したものであったと評価されますが、自国の安全保障を確保する点で十分でなかったのではないかと判断されます。また、世界における覇権を維持するうえで、米国に競合する国々を経済的・技術的に追随できない位置に抑え込むことに十分配慮していたのか疑問が残ります。

米国が世界において覇権を保持する要因を、私見ですが想像するに、①米国における国家財政が健全であること、②世界において産業の高度化を牽引していること、③米国以外の国に経済的且つ技術的に追随を許さない産業の高度化の開発体制が確保できているか、④安全保障を確保する武器の調達において自国内の自立性・独立性を維持できているか、が満足されなければならないと思われます。

上記の①に関しては、米国の負う国債(債務)が最早許容範囲を超えて拡大してきました。②に関しては、現状ではまだ満たしているかもしれません。③に関しては、中国が同レベルに猛追してきており中国を看過できない状況ではないでしょうか。④に関しては、国防の基礎となる自国内での武器調達が容易ではない状況に追い込まれている可能性があります。なぜなら米国がウクライナへ供給する武器に不足が生じていました。

かくのようなパワーバランスを認識したうえで政治的に動いたのが、ロシアなのでしょう。2014年クリミアに侵攻、2022年ウクライナ侵攻は、世界の警察官が不在という機会を捉えた巧妙な軍事作戦であったと言えるでしょう。米国、欧州等の支援を受けたウクライナの対ロシア戦争はそれなりに成果を上げていますが、武器等多くの制約を受けるウクライナにとって国を守ることは非常に厳しい現実なのではないでしょうか。

また、米国と中国が演じる覇権争いは、予断を許さないものがあります。宇宙開発等の新天地に赴く上での両国の競争と違い、地球規模で直接的な影響圏争いとなるとグローバルサウスも巻き込む複雑な国際関係を生じさせる可能性があります。

トランプ政権の発足後間もなく導入された他国からの輸入品に対する関税は、米国において失われた産業の復興を目的とするのか、或は関税収入による国家財政の収支改善を図るものか、今の段階では必ずしも明確でないように思われます。しかし世界において比較優位でない産業の米国への回帰が経済的に採算に合うのか疑問が残ります。また、国家財政の収支改善に関税が有効かどうかは、今後米国との協議により決まるであろう他国の相互関税の動向を注視すべきものと思われます。

いずれにせよ、今後の焦点は世界の覇権を誰が握るのか。地球規模の意思決定を誰がなすのか。或は、世界の投資マネーをどこの国の市場が引き寄せられるのか。これらが今後の地球規模の歴史展開を大きく変えることになるのであろうと想像します。

以上

1991年10月 ホワイトハウスを背にして