最近の若者は・・・

山口大学経済学部同窓会

鳳陽会東京支部

【2026年4月 トピックス】

◆最近の若者

「最近の若者は・・・なっとらんな!」

最近こうした発言はあまり聞かなくなった。

それもそのはず、各方面で若者の活躍が見られる。

・スポーツ界

今、イタリア・コルティナでオリンピックが開催されたが、日本の若者はよくメダルを取っている。これまで最高の24個だ。

しかも金メダルも5つ取った。

・文化・芸能界

囲碁、将棋界

羽生よりもスゴい棋士、藤井壮太が現れた。

20歳10か月で7冠を達成している。

ハタチの時だ。

羽生7冠時が25歳4か月。

それより、4~5歳若い。

そう思ったら、その藤井壮太からタイトルを奪った同世代の若手棋士も出てきた。

◆評価が高かった初等教育

日本の育には定評がある。

OECDが世界の15歳を対象に読解力・数学リテラシー・科学リテラシーを3年ごとに測定しているPISA

学力調査では、日本は2022年PISAで、読解力3位、数学2位、科学居2位とトップレベルの成績を残している。

今般、すでに教育にAIが浸透しており、この先さらにAI依存が高まりそうな勢いである。

そうした時代の教育者像、特に初等・中等教育の現場について、ほとんど議論されていないのが気がかりだ。

特に、AI時代に若者に寄り添い、若者を引っ張り上げていく教育的指導者はどれほどいるのか。

大丈夫なのか。

◆教育的指導者

インドを始め世界をリードしようとする国では、AI時代の本格到来に向けて幼少時からリーダーを育てる国家戦略を立てている国がある。

インドがそうだ。

シンガポールもそうだ。

インドでは3歳児から早期教育を始め出し、インド全土に広がりを見せているという。

では、こうした幼い子供をAIに馴染ませ、引知識の蓄積や基礎力の向上は日本の強みで、また協調性にも富んでいるが、個性や創造性を発揮する機会が少ないとされる。

個性や独創性を発揮し若者を評価し、引っ張り上げていく教育的指導者はいるのだろうか。

インドやシンガポールでは教師という職業を重視しているという。

日本では、AI時代に教師が子供を引っ張り上げていくことができるのか。

優秀な教師は十分に供給されているのか。

それとも、「AI素人教師」なのか。

日本の教師に質はともかく、労働時間は長い。

しかし、この労働時間は教育に充てられるわけではないという。

部活、PTA対応、行事の準備、教育委員会への対応で、授業に充てられるのは労働時間の3割程度といわれている。

この先、教師、教育的指導者の育成を早急に何とかしないと、ただでさえ低下している国際競争力で、各国に置いていかれる懸念が高い。

初等・中等教育もそうだが、もちろん高等教育もそうであることは論を待たない。

(学23期kz)

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