クラシックコンサート

山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部

【2023年2月トピックス】

私はサラリーマン時代に企業のメセナの一環として企業イメージアップの為、海外のオーケストラを日本に招聘し、全国各地で公演をする冠コンサートのイベント担当を本社で4年間やったことがあります。
東京はサントリーホール中心でした。
東京では一般公演2回と会社の重要顧客を招いての招待公演2回を毎年実施しました。
地方は、仙台、金沢、名古屋、大阪、広島、福岡での1回の開催でした。

私は音楽とか美術が小学生の頃から大の苦手でしたが、広島勤務時代から、クラシックコンサートに小学校時代の恩師3人を毎年招待していました。
先生からすると、いつも5段階のアヒルが横を向いた2の成績だった自分の教え子が、それも中年の40代半ばからこんな仕事をして大丈夫かなと思われたと思います。(笑)

事務局として世界の巨匠といわれた指揮者にも結構会えました。
2001年にベルリンのドイツ・オペラでの演奏会の最中に54歳の若さで指揮台の上で心筋梗塞で倒れて亡くなった世界的指揮者のドレスデン国立歌劇場管弦楽団のジュゼッペ・シノーポリ氏は忘れられません。
韓国出身の指揮者、チョン・ミョンフン氏も思い出深い人です。
サントリーホールの楽屋裏近くで黒柳徹子さんが、物静かに演奏を終わるチョン・ミョンフン氏を佇んで待っておられるのに遭遇したこともあります。

日頃、あくせくとした毎日を送っているとなかなかクラッシックとはいきませんが、私のような芸術的センスのないものでもコンサートの会場に行くと心が洗われるから不思議です。

写真はサントリーホール入り口前のモニュメント「響」

(学22期 Y・Y)

山口大学経済学部同窓会 鳳陽会東京支部

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